「作品の力に圧倒された」国宝 シベハスさんの映画レビュー(感想・評価)
作品の力に圧倒された
観に行きたくても、行かれる時間の回はいつもほぼ満席でチケットを買えず。
そうこうしている間に3か月経ったというのに、まだ満席になるほどの人気。
全くの予備知識なしに観たのだが、素晴らしい。ダブル主役の二人もそうだが
小野川万菊を演じた田中泯の快演は脳裏に焼き付く。歌舞伎座は建て替えるたびに人が亡くなる、と言う話を聞いたことがある。今回の建て替えでも、幾人かの方が亡くなったり
事件に巻き込まれたりした。単なる偶然と思いたいが、この映画を見ると(フィクションとは言え)いろいろな人の念が渦巻く場所なのかもと思ってしまう。それほど芸ものを極めることは命がけなのだろう。歌舞伎と言う伝統芸能への興味とリスペクトが自然とわいてくる、そんな映画だ。
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かばこさんのコメント
2025年9月16日
フォローありがとうございます。
こちらからもフォローバックさせていただきますね!
いくつもの、悪魔に魂を売ることを望むほどの念がこもっているようです。
少々のお祓いでは祓いきれないものがありそうです。
Moiさんのコメント
2025年9月15日
映画の中でも語られていますね。舞台に立つ三代目半二郎こと喜久雄と半弥が「あそこから何かが舞台を見ている気がする。」と。長年棲みつく人の情念や歌舞伎の神様だったりするのでしょうか。不思議ですね。
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