「希望が込められていた」正体 ミカさんの映画レビュー(感想・評価)
希望が込められていた
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普遍的なストーリーながらも、絶望ではなく希望が込められていたところに好感を持ちました。昨年、袴田さんの無罪が確定しましたが、警察組織のメンツを保つためだけに犯人にされたとしたら、許されないことです。人生の大半を犯人にされていたのですから。恐らく他にも冤罪にあった人はいるのだろうし、いつ自分も冤罪にあうかと思うと凄く怖くなりました。
現実では、又貫刑事の様に組織の言うことをきかない刑事はほぼいないとは思います。それが国家権力だからです。でも、映画とはいえ、組織に刃向かい自分の良心にしたがった人間に触れることができて、私は嬉しくなりました。昨今、権力を持つ側の暴走が激しいので特にそう思いましたし、人間の良心を描きたいという制作側の強い願いが分かったからです。横浜流星の表現が良かったです。
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琥珀糖さんのコメント
2025年11月9日
こんばんは
共感ありがとうございます。
冤罪が晴れる、覆される気持ちいいラストの映画で、
とても良かったですね。
袴田さんは58年かかったことを考えると
すごくスピーディでしたが、こうあってほしいですね。



