「緊張感で暑さ忘れた」入国審査 タケミカンパニーさんの映画レビュー(感想・評価)
緊張感で暑さ忘れた
「そうそう!」
アメリカの空港職員とか入国審査ってなんでああも高圧的なんだろうって感じてたからすごく共感&リアル
みんな「あの」一言が聞きたくて
緊張しながら平身低頭する・・
ただ、旅行と移民はワケが違うよな
作中では根掘り葉掘り過去まで遡って訊かれたけど、そのくらい中途半端で邪な理由で移民しようとする人も多いんでしょうか
アメリカ映画と思いきやスペインの作品らしいので
「中途半端に来るんじゃねえぞ」じゃなくて
「万事整えて覚悟して行けよ」か
「あんな高慢な国への憧れは捨てなよ」
なのか
それにしても
普通に入国のつもりが
どんどん雲行きが怪しくなり
誠意をもって答えてるのに
奈落の底近くまで落とされて・・
この辺りはミッドナイトエクスプレスを彷彿とさせる緊張感が秀逸
アッと言わせるラストもね!
長くも短くもなく
緊張感を詰め込んで観る者を引き込む
コンパクトさが良かったです
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