eigacomマガジン 109CINEMAS IMAX
この臨場感ケタ違い

109CINEMASが贈るIMAXスーパー・プレミアム・エクスペリエンス

映画を構成する映像、音響、空間、そして作品。IMAXデジタルシアターは、これら4つの要素を全て最高の水準にまで高めた上映システムです。映画を旅行にたとえるなら、まさにファーストクラスで行く上質な旅。同じ映画を観ても、いままでとは、受ける印象や満足度が圧倒的に違います。まるで映画の中に入ってしまったようなリアルな臨場感があなたを包み込みます。

IMAXデジタルシアターの概要

従来のスクリーン

現在我々が普段鑑賞している通常の35mmスクリーンでの視野

IMAXのスクリーン

35mmスクリーンの倍近くあるIMAXの視野。


大口孝之氏による「IMAX」とは?

IMAXが初めて登場したのは、なんとこの日本。大阪で開催されたEXPO'70の富士グループ館である。このパビリオンの企画担当者から開発依頼を受けたカナダのマルチスクリーン社(現在はIMAXコーポレーション)は、1台のカメラと映写機で巨大スクリーンに投影する映画システムの構想を生みだした。そしてランプ、レンズからフィルムの走行原理に至るまで、すべて新しい機構を考案し、これをIMAXと名付けた。以来40年間に渡って、これ以上の画質を持つ映像装置は生まれていない。

その後、IMAXのシステムは、ドーム型のOMNIMAX(現IMAX Dome)や、ユニバーサル・スタジオでおなじみのIMAXシミュレーターライドなど、様々なバリエーションを生み続けてきた。だが常にその基本となるのは、70mm15パーフォレーションという、35mmの10倍以上の面積を持つフィルムである。そして上映館からコンテンツに至るまで、一貫して世界最高品質を保つという企業姿勢を守ってきた。しかしそれゆえ、運営コストなども膨大なものとなる。日本は80~90年代において、新型IMAXシステムの実験場のようになっていたが、バブル崩壊後は博覧会の減少や常設館の相次ぐ閉館で、すっかり縁遠くなってしまった。

一方アメリカでは、シネコンにIMAXシアターを併設するスタイルが定着し、IMAX DMRという技術で一般劇映画をジャイアント・スクリーン用に変換する手法が流行しはじめる。一度その迫力に圧倒された観客は、迷うことなくIMAX館で映画を見ることを選ぶようになった。だが、やはり劇場運営費やプリントコストなどが足かせとなっていた。

それを一気に打開するのが、今回登場したIMAXデジタルである。最初聞いた時は、ロレックスがデジタル時計を作るような感じがして、「IMAXよ、お前もか!」と思ってしまったが、実際に見てみると予想は良い方に裏切られた。まさしくIMAXの、大画面、最高品質の映像がそこにあったのである。同時にコスト面の問題もクリアされ、新作映画への対応もスムーズに行えるようになった。そして、IMAXでしか3D版が体験できない「ハリー・ポッター」シリーズも、わざわざ海外まで見に行かなくて良くなったのは非常にありがたい。日本にも再びIMAXの時代がやってきたのである。

IMAXスクリーン

スクリーンはなだらかに湾曲し、位置をより客席に近づけることで、観客は最大限の視野で独自の臨場感を体感できる。

IMAXスクリーン

同じ3D映画でも、IMAX3Dでは通常のスクリーンの3D映像よりも、
より近くに飛び出すイメージを体感できる


 リュミエール兄弟が1895年に撮った世界初の短編映画の一本「列車の到着」がパリのグランカフェの地下で上映されたとき、それを見た観客のほとんどが「列車がスクリーンから飛び出してくる」と勘違いして、スクリーンの反対方向へ逃げ出したというのは有名な話だ。思えば、映画芸術の歴史は最初の1ページから、この「スクリーンから飛び出してくる」というリアルな体験への挑戦の歴史ともいえる。

 サイレントからトーキーへ。モノクロからカラーへ。動く絵を映し出すキャンパスともいえるスクリーンはストーリーをダイナミックに見せるため、「スタンダートサイズ」(画面縦横比は1:1.33)から「ビスタサイズ」(1:1.66または1:1.85)へ、そして「スコープサイズ」(シネマスコープサイズ、1:2.35)へとワイドに広がった。1950年代には時に3台の映写機で上映して一大パノラマで観客を魅了する超ワイドな「シネラマ」(1:2.66あるいは1:2.88)なんていうシステムも生まれた。また同時期に赤と青のサングラスをかけて鑑賞する3D映画も誕生している。だが、どちらもコストがかかりすぎるのがネックとなって、映画のメインストリームとはならなかった。

 しかし、サウンド技術も革新的な進歩をとげたいま、映画のメインストリームになりそうなのが、IMAXである。IMAXなら筆者は東京・品川のメルシャン品川アイマックスシアター(07年閉館)で「スーパーマン・リターンズ」などを体験済みだ。またロサンゼルスの映画館では「U2 3D」や「ザ・ローリング・ストーンズ シャイン・ア・ライト」といったコンサート映画を体験している。見たことのない、聞いたことのない臨場感が尋常ではなかった。

 今度、そのIMAXがデジタルシステムに生まれ変わって日本へ再上陸する。6月19日、「トランスフォーマー/リベンジ」をこけらおとしに、シネマコンプレックス「109シネマズ」が横浜・川崎、埼玉・菖蒲、大阪・箕面の3サイトでIMAXデジタルシアターをオープンするのだ。そのIMAXデジタルシステムを体験すべく台湾・台北へ飛び、この4月にオープンした「台北日新威秀影城」にて一足先にIMAXデジタルシステムを体験した。

 台北で見た映画はドリームワークス製作の3Dアニメ「モンスターVSエイリアン」(7月11日日本公開)だった。3D用の黒いサングラス(メガネの上からもかけられる)を受け取って入ったオーディトリアム(観客席)は従来の映画館より急勾配で、その客席を包み込むようにスクリーンはゆるやかな凹型をしていた。スクリーンの高さは12メートルぐらいだろうか、1000名ぐらい収容の巨大な映画館と同じぐらいの大きなスクリーンだ。縦横比でいうとタテに広がっている。真ん中の中段よりやや上に座席を陣取って見た。

 映画の内容は、ネタバレになるので詳しくは書かないが、1950~60年代のSF映画や怪奇映画や怪獣映画へオマージュを捧げたものを、現代の最新3Dデジタル技術を駆使して、かなり笑えるアクションコメディに仕立てていた。

 IMAXデジタルの第一印象は、ひとことで映像が「近くて大きい」だった。映像が目の前いっぱいに広がっていて、ホントに手が届きそうなところで映像が動いている。何度も目の前で手を泳がせてみたほどだ。

 画像のシャープさやコントラスト、カラーの再現力、フィルムの輝度は、通常のDVDに慣れきった目でBlu-rayを初めて見た感覚に似ている。ものすごい解像度なのだろう。そのキレイな映像を、大げさでもなんでもなく、プラネタリウムのように「浴びる」感じだった。ドルビーサラウンドやルーカスサウンドのすごい音響システムでも聴いたことがあるが、IMAXサウンドシステムも同等、いや、それ以上のすごさで、ズンズンと全身に響いてきた。IMAXシアターではかなり後ろの席でも視野を遮られることはなく、大迫力の臨場感を楽しめる。

 その映画の前にIMAX社のはからいで、5月末より世界的にIMAXデジタル上映される2DのSF超大作「スター・トレック」の予告編を見せてもらったが、3Dのような立体感ある映像に頼らなくても、そのアクションは普段の4倍増しぐらいの大きさで目に飛び込んでくるのだ。昨年、世界中で6億ドル稼ぐメガヒットとなったバットマン最新作「ダークナイト」が封切られたとき、IMAX専用映画館のチケットが争奪戦になった理由がわかった。2D映画でも、とくにスペクタクルなアクションがある映画や、ものすごく色彩設計された映画など、ビジュアル面が突出した作品の場合、映画の満足度を100倍にするぐらいの高品位な映像で映画を堪能できる。

 IMAX社が提唱するのは、「スーパープレミアムエクスペリエンス(超プレミアム感のある映像体験)」だそう。リュミエール兄弟の「列車の到着」から1世紀あまりで、映画はスーパーリアルな映像体験へと進化した。(サトウムツオ)

 

オープニング作品 「トランスフォーマー/リベンジ」6月19日(土)公開

 IMAXデジタルシアターのオープニング作品はマイケル・ベイとスティーブン・スピルバーグが放つ超話題作 「トランスフォーマー/リベンジ」 [IMAX版]。 この作品はいくつか重要なシーンがIMAXカメラで撮影をされており、そのシーンでは画面サイズが上下にグンと広がり臨場感あふれるIMAX体験へと観客を導く。 IMAXカメラの撮影と最高技術のCGを組み合わせ、前作を上回る映像表現を作り上げたマイケル・ベイ監督は「微細で解像度の高い画像が可能なIMAXカメラを使うことで、 我々フィルムメイカーにとっての可能性が大きく広がります。すべてを包み込んでしまうようなIMAXフォーマットで、この映画はまた新たな次元に到達するでしょう。 世界の観客の皆さんとIMAX体験ができること。これは大きな喜びです」とIMAXとのコラボレーションに多大な期待を寄せている。

作品データベース
原題:Transformers: Revenge of the Fallen
監督:マイケル・ベイ
製作総指揮:スティーブン・スピルバーグ
製作:
ロレンツォ・ディボナベンチュラ、イアン・ブライス、トム・デ・サント
脚本:
アレックス・カーツマン、ロベルト・オーチー、アーレン・クルーガー
製作国:2009年アメリカ映画
配給:パラマウント ピクチャーズ ジャパン
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導入劇場&上映スケジュール
109シネマズ川崎

IMAXデジタルシアター
シアター7
IMAX 2D 447席
IMAX 3D 410席
TEL:0570-007-109

109シネマズ菖蒲

IMAXデジタルシアター
シアター11
IMAX 2D 349席
IMAX 3D 297席
TEL:0480-87-2109

109シネマズ箕面

IMAXデジタルシアター
シアター1
IMAX 2D 302席
IMAX 3D 267席
TEL:0570-001-109


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