劇場公開日 2018年6月16日 PROMOTION

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ALONE アローン : 特集

2018年6月11日更新

地雷踏む→足を上げれば爆死→仲間死亡→救援まで52時間……
砂漠のド真ん中で彼を襲う“絶望的な試練”の数々──あなたならどうする!?
“その先”に起こる超濃密・超壮絶な人間ドラマが映画ファンの胸をえぐる!

一歩でも動けば「死」──注目の実力派アーミー・ハマーが、極限のドラマを見せつける
一歩でも動けば「死」──注目の実力派アーミー・ハマーが、極限のドラマを見せつける

一歩でも足を動かせば、地雷が起爆し命が失われてしまう──誰もいない砂漠の真ん中で動けなくなったアメリカ軍の兵士を主人公に、究極のサバイバルが描かれる新たなるシチュエーション・スリラー「ALONE アローン」が、6月16日より全国公開。「君の名前で僕を呼んで」のアーミー・ハマーが、超濃密かつ超壮絶な人間ドラマを演じ切った。


[絶望的状況]“誰もいない砂漠”で地雷を踏み“52時間一歩も動けない”
《最高の設定》が作り出す《最高の緊迫感》この男、生きて帰れるのか!?

愛する人を残したまま戦地に赴いた米軍スナイパー……このまま命を失ってしまうのか?
愛する人を残したまま戦地に赴いた米軍スナイパー……このまま命を失ってしまうのか?

広大な砂漠の地で、一歩でも動くと即死という状況に陥ってしまったら、あなたなら一体どうする? テロリストの狙撃ミッションに失敗し、地雷原に迷い込んでしまった2人のアメリカ兵。1人は地雷によって爆死し、もう1人=主人公マイクもまた地雷に足を乗せてしまい、そのまま動けない状況になってしまう。かろうじて無線連絡がついた本部から告げられたのは、「悪天候でヘリは使えない、国境で戦闘中の部隊が52時間後に側を通過する」という冷酷な現実。それは、“事実上の死亡宣告”だった……。

立っていると体力が奪われる! ひざまずき、残された装備品をチェックするが……
立っていると体力が奪われる! ひざまずき、残された装備品をチェックするが……

圧倒的な臨場感が、見る者にも試練を体感させる。足を動かすと地雷が爆発するという状況なのに、すぐさま砂嵐がマイクを飲み込もうとする! 目と口をスカーフで覆い、膝をついて踏ん張るが、吹き荒れる突風が、地雷の上にある足を動かしてしまう!?

どんどん消費されていく水と食料、水筒から垂れる最後の一滴まで無駄にできない
どんどん消費されていく水と食料、水筒から垂れる最後の一滴まで無駄にできない

作戦遂行に必要な、最小限の量しか準備されていなかった水と食料。52時間に渡る救出までの長丁場では、絶対に保たない。目はかすみ、意識はもうろうとしていく……餓死、それとも倒れて爆死? 「死亡フラグ」確定か!?

目の前に拡がる広大な砂漠にぼう然とするマイク……日が落ちれば、極寒が襲ってくる
目の前に拡がる広大な砂漠にぼう然とするマイク……日が落ちれば、極寒が襲ってくる

しゃく熱の太陽が降り注ぎ、昼間は50度近くの高温に達し、夜は氷点下近くまで下がってしまうという過酷な砂漠の環境。昼間であれば熱中症、夜であれば低体温症。どちらにしても生命力が奪われ、倒れてしまうのは間違いない……

構える拳銃の先には何が!? 隠れる場所も、身を伏せる術もないマイクは“格好の標的”
構える拳銃の先には何が!? 隠れる場所も、身を伏せる術もないマイクは“格好の標的”

冷たい空気に身を震わせて耐え忍ぶだけかと思いきや、夜には、獲物を求める肉食の獣の群れが取り囲む。銃を撃っても暗闇が相手では命中率もおぼつかない。そして弾丸は確実に足りない……。うなり声を上げて飛びかかってくる無数の牙に、マイクの喉は突き破られる!?

マイクに近づく謎の現地人は何者なのか? これは現実か? 幻か?
マイクに近づく謎の現地人は何者なのか? これは現実か? 幻か?

予定時間を過ぎても救出部隊は現われない。「すまない……戦闘が長引き、到着はさらに17時間後だ……」という非情な連絡にがく然とするマイク。生命力も気力も残っていないのにどうやって耐える? もはや、「死」あるのみ!?


[極限的自問自答]死を目前にして見えた《本当の自分自身》
彼は“一歩踏み出せない”状況で、“一歩踏み出すこと”ができるのか──!?

絶体絶命の状況に追い込まれたことで、マイクの内面が徐々に明らかになっていく
絶体絶命の状況に追い込まれたことで、マイクの内面が徐々に明らかになっていく

本作は、絶体絶命の状況に陥ったマイクが、いかにして生き延びようともがくかを描くスリラーであると同時に、ひとりの人間が過去と向き合い、人生において「踏み出せなかった一歩」を踏み出そうとする姿を描くヒューマン・ドラマでもある。心から愛しながらも、なぜ将来を誓わないまま恋人を残して出征してしまったのか。生と死の間で、彼の心を縛る数々の出来事が去来する「極限の自問自答」が、見る者の胸に深く突き刺さる。

絶望の果てには、「自分で死を選ぶ」しかない? ハマーが複雑な感情を見事に表現!
絶望の果てには、「自分で死を選ぶ」しかない? ハマーが複雑な感情を見事に表現!

「コードネーム U.N.C.L.E.」のアクション作はもとより、賞レースで話題を集めた「君の名前で僕を呼んで」で実力派としての評価をさらに高めたハマーが、全編出ずっぱりで壮絶・入魂の演技を披露。1人の男が絶望し、自分を見つめ、そして再生する生きざまを見事に体現している。

イタリアの新鋭監督コンビ、ファビオ・レジナーロ&ファビオ・ガリオーネの手腕が光る
イタリアの新鋭監督コンビ、ファビオ・レジナーロ&ファビオ・ガリオーネの手腕が光る

魂のドラマの描出は、ハマーの演技力があってこそだが、巧みなフラッシュバック手法がより効果的にそれを演出している。主人公の幼少時代の両親の姿や、祖国に残してきた恋人との関係が、現在、過去、未来の時系列を無視する形で巧妙に交錯するのだ。観客は知らず知らず、彼のトラウマに同調していく。

マイクを待つ恋人役は、「ザ・マミー 呪われた砂漠の王女」のアナベル・ウォーリス
マイクを待つ恋人役は、「ザ・マミー 呪われた砂漠の王女」のアナベル・ウォーリス

体力が消耗し、より死を意識するようになる。マイクの前には死んだはずの同僚が現われ、彼に対して助言を与えるようになる。それは幻覚なのか、それとも……。マイクの状況が悪化していくにつれ、現実と虚構の境界が曖昧になっていく心理描写が圧倒的。映画ファンの好奇心を強く刺激するのだ。



圧倒的な《緊迫感》&男の心の底に迫る《人間ドラマ》の見事な“両立”──
本作は、鉄板ジャンル「ワン・シチュエーション・スリラー」の最新進化作!

テロリスト幹部を待ち伏せする狙撃ミッションなど、ミリタリー・アクション要素もあり
テロリスト幹部を待ち伏せする狙撃ミッションなど、ミリタリー・アクション要素もあり

「限られた空間」「数少ない登場人物」で描かれながらも、スリリングな設定、あっと驚く展開で人気を博す「ワン・シチュエーション・スリラー」。同ジャンルが生み出した数々の秀作や異色作に触れてきた映画ライター、高橋諭治氏が本作を鑑賞。生きるか死ぬかの単なるスリラーにとどまらず、ひとりの男の内面にもドラマティックに深く切り込んでいくさまを高く評価した。

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