ある女流作家の罪と罰

ALLTIME BEST

解説

有名人の手紙を偽造していた女性作家リー・イスラエルの自伝を、「ゴーストバスターズ」「ブライズメイズ 史上最悪のウェディングプラン」などで知られるメリッサ・マッカーシーの主演で映画化。かつてベストセラー作家だったリーは、今ではアルコールに溺れて仕事も続かず、家賃も滞納するなど、すっかり落ちぶれていた。どん底の生活から抜け出すため、大切にとっていた大女優キャサリン・ヘプバーンからの手紙を古書店に売ったリーは、セレブからの手紙がコレクター相手に高値で売れることに味をしめ、古いタイプライターを買って有名人の手紙の偽造をはじめる。さまざまな有名人の手紙を偽造しては売り歩き、大金を手にするリーだったが、あるコレクターがリーの作った手紙を偽者だと言い出したことから疑惑が広がり……。監督は「ミニー・ゲッツの秘密」のマリエル・ヘラー。第91回アカデミー賞で主演女優賞、助演男優賞、脚色賞の3部門にノミネート。

2018年製作/106分/アメリカ
原題:Can You Ever Forgive Me?

スタッフ・キャスト

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受賞歴

第76回 ゴールデングローブ賞(2019年)

ノミネート

最優秀主演女優賞(ドラマ) メリッサ・マッカーシー
最優秀助演男優賞 リチャード・E・グラント
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写真:Everett Collection/アフロ

映画レビュー

4.0すべての伝記映画に不安をおぼえる

2024年2月1日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
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つとみ

2.5んん、、

2022年4月13日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

あまり気分のいい映画じゃなかったな

頭が良くて、個性的で、プライドが高いので人を褒めないからか、孤独で、猫を飼ってて、それもあって臭くて汚くて、だらしがない
わがままで意固地で怒り体質
これはもうすべてあたしの母親www
わざわざ映画で見たくなかった、、、

古書店やバーなんかの映像は雰囲気があって絵的だったし、音楽もエンディングの「マスカレード」アレンジが良かったので、なんとかあと味悪くなく見終えることができた…

後半チラッと元カノと会って
「あんたと話してても時間ばかり失って何も得るものがない」みたいな台詞で拒絶されるシーンが一番印象的だった

腐れ縁になってしまった男とは
ただ単に売り捌く相方が必要だっただけで
決して友達でもなんでもないと思う
金のない者同士、、、

1か月だけの契約にしようと思っているディズニーチャンネルで見漁ってる

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mamagamasako

3.0堕ちていく痛快さ

2022年4月6日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

面白かった。
職業柄こんな風にはなりたくいと思いつつも、
何故かもっとやれと思ってしまった。

作家はやはり自分の作品を他の人に認められて幸せを
感じると思うので、
やってる事は自分の価値を落として救われないけど、
幸せだったのかなと思いました。

性格に難ありと言うか我が強過ぎる主人公だったけど、
犯罪を犯してる時は社会に順応してる感じだから
不思議。
面白い性格だから、面白い小説描きそうだけど、
全体を通して思ったのは
チャップリンの人生は近くで見たら悲劇だけど、
俯瞰でみたら喜劇と言う言葉。

堕ちていくけど、なんな幸せそうな雰囲気が
とても良かった。

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奥嶋ひろまさ

3.0キャラクターの描き込み

2021年3月31日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

テーマ的には「タクシードライバー」や「JOKER」に通じるものを感じて、
社会や世間に見放されたと感じる人の物語かなと。

けっきょく犯行を繰り返した理由は金と承認欲求ってことなんだけど
そこの掘下げが最後までやり切れなかった感が残ってしまった。
捨てられないプライドとかセクシャル・マイノリティだとか
そういう”属性づけ”みたいな印象が強くて、もっと根源的な部分を感じないというか。

とにかく僕にとってはどうしても魅力的なキャラクターには感じられず、
ぜんぜん共感できなかったことが大きいのかも知れない。

たしかにね、一度大きな成功体験のある人は自分を捨てきれないのかもしれない。
でも、身の回りやら他人との付き合い方やら、
やれる事・可能性を見出すことはもっと他にあるだろうと。

映像もキレイだし役者も良いしで映画としてのクオリティは高いと思うんだけど
面白いかっていうとちょっとね…という感想。

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mar
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