迫真のカーレース&フェラーリの名車&命がけのレーサーたちがかっこ良すぎる! 「フェラーリ」場面写真入手【5月25日は愛車の日】
2024年5月25日 12:00
「愛車の日」である本日5月25日、F1界の“帝王”と呼ばれた男の情熱と狂気を描く「フェラーリ」から、迫真のカーレースシーンをとらえた場面写真7点を、映画.comが入手。車好き垂ぜんのフェラーリの名車たち、勝利への情熱に満ちたレーサーたちの雄姿が切り取られている。
元レーサーにしてカーデザイナー、そして自ら立ち上げたフェラーリ社をイタリア屈指の自動車メーカーへと成長させたエンツォ・フェラーリ。「ヒート」「インサイダー」のマイケル・マン監督がメガホンをとった本作は、1957年、59歳だったエンツォ(アダム・ドライバー)の波乱と激動の1年を描く。愛息ディーノの死、妻ラウラ(ペネロペ・クルス)との崩壊寸前の夫婦関係、その裏で秘かに愛し合っていた女性リナ(シャイリーン・ウッドリー)との二重生活。一方でフェラーリ社は、破産寸前で、買収の危機に陥っていた。私生活と会社経営で窮地に立たされたエンツォは起死回生を賭け、イタリア全土1000マイル縦断の公道レース「ミッレミリア」に挑む。
本日5月25日は、日本記念日協会によって制定された「愛車の日」。日本初の外国車ディーラーとして知られる株式会社ヤナセが創業100周年を迎えた際に、同社の創立記念日を「愛車の日」として申請し、正式に認定された。
写真には、エンツォが社運と人生の一発逆転を狙って挑む「ミッレミリア」のレースシーンを活写。狭い街中を、人垣を縫うように走り抜け、イタリアの山岳地帯でタイトなバトルを繰り広げるフェラーリの名車の数々が目を引く。そのマシーンに乗り込むのは、エンツォによって集められた一流のレーサーたち。若く野心に満ちたアルフォンソ・デ・ポルターゴ(ガブリエル・レオーネ)、ピーター・コリンズ(ジャック・オコンネル)、ベテランのピエロ・タルッフィ(パトリック・デンプシー)。レースに命をかける彼らのハードボイルドな生き様と、迫真のカーレースシーンの臨場感が垣間見える。
マン監督は、「フェラーリは美術品のようにずば抜けて美しい。だがエンツォは意図して外観の美を追求したわけではなかった。むしろ逆だ。彼はエンジンに注力した。その結果外観の美しさも備えたんだ」と、“フェラーリ愛”を爆発させる。しかし撮影で、時に1億ドルもの値がつくオリジナルカーを使うことは困難であり、しかも金型や図案がないので、容易に当時の車を複製することはできない。
そこでマン監督は、「マイアミ・バイス」の頃から築いていたフェラーリ社との関係を生かし、当時のオリジナルカーを3Dスキャンし、撮影用のレースカーを作り上げたという。新たに作ったレースカーに加え、ベンツやポルシェを含む多くのオリジナルカーが集められ、タイムスリップしたかのように、当時のレース会場がよみがえっている。マン監督のフェラーリ愛と、構想30年の執念がこめられた物語に注目だ。
「フェラーリ」は、7月5日から東京・TOHOシネマズ 日比谷ほか全国公開。
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