劇場公開日 2019年9月6日 PROMOTION

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アス : 特集

2019年9月2日更新

アカデミー賞受賞「ゲット・アウト」監督最新作、あらゆる面で前作を凌駕!
自分達とそっくりな“わたしたち”がやってくる… 今回も何かがおかしい…
最大の恐怖、驚がくの結末に、きっとつぶやく「すごい映画を見てしまった」

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「ゲット・アウト」に衝撃を受けた映画ファンは多いだろう。同作は第90回アカデミー賞の脚本賞に輝き、その脚本を書きメガホンもとったジョーダン・ピール監督は一躍、新作が待ち望まれる鬼才の1人となった。最新作「アス」(9月6日公開)は、高まりに高まった期待とハードルを、軽々と越えるほどの“進化”を見せている。

スクリーンを支配する不穏な“何か”。最大の恐怖を味わう悦楽と、驚がくの結末に直面する快感がすさまじい。あらゆる面で前作を凌駕する「アス」に、見る者はきっと、こう呟く。「すごい映画を見てしまった」。


世界中の映画ファンの度肝を抜いた「ゲット・アウト」から2年――
全ての面が“進化&深化”! 一切の予測が通用しない“新たな悪夢”の誕生

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吸い込まれるようなスリラーと、知的なストーリーテリングが巧妙に融合した「ゲット・アウト」は、世界中の映画ファンを“驚きの渦”に叩き込んだ。本作「アス」は、あらゆる面で進化、あるいは深化している。新たに産み落とされた“サプライズ・スリラー”は、見るものの一切の予測を覆し、逃れがたい“悪夢”へと誘っていく――。

◆アカデミー賞受賞「ゲット・アウト」監督の最新作! 前作を超える最強チーム結集

製作費約500万ドルという低予算ながら、全米で約1億7500万ドルの大ヒットを記録した「ゲット・アウト」。アカデミー賞ではピール監督が脚本賞を受賞し、アフリカ系アメリカ人では初の快挙を成し遂げた。

そんな“最も新作が期待される”ピール監督が、より恐ろしく、よりスリリングに創出したのが「アス」だ。製作は、世界的ヒットホラー/スリラーを連発するジェイソン・ブラム(「セッション」「ゲット・アウト」「ブラック・クランズマン」など)。出演には「それでも夜は明ける」などのオスカー女優ルピタ・ニョンゴ、「ブラックパンサー」などのウィンストン・デューク、「ハンドメイズ・テイル 侍女の物語」などのエリザベス・モスらが名を連ねており、「ゲット・アウト」を超える豪華共演を見ることができる。

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◆全米初登場No.1ヒット&批評家大絶賛! 前作を凌駕する驚異的な興行収入と評価

全米では、初週に「ゲット・アウト」の2倍以上となる7100万ドルを稼ぎ、初登場1位を獲得。この数字は「クワイエット・プレイス」を抜き、オリジナルホラーにおける歴代1位のオープニング成績となった。

興行面だけにとどまらず、米批評家サイト「Rotten Tomatoes」では94%フレッシュ(8月15日時点)の高評価。これは2019年公開映画において、「アベンジャーズ エンドゲーム」を超えるNo.1スコアである。圧倒的な興行成績を記録し、批評家たちも唸らせまくった「アス」が、ついに日本の観客に披露される――。

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◆最も恐ろしいモンスターとは何か? 深遠なメタファーと重厚なテーマ、そしてコメディ描写

物語は極めて不穏だ。ピール監督は、インタビューで「この世で最も恐ろしいモンスターとは何かを考えた」と明かしている。アメリカ社会に直結する重厚なテーマがあり、深遠なメタファーを数多く抱える。興を削ぐ説明的な描写は皆無。一方で、コメディアンとしても活躍するピール監督らしいコメディ描写が、前作と同じように多分に盛り込まれている。

緊張と弛緩が連続し、観客はその緩急によって映画に没入していく。セリフ、小道具、美術、衣装、視覚効果、音楽。一時も目を離してはならない。鑑賞後も種々様々なシーンが、脳裏を駆けめぐり続ける。数日後、ハッとひらめき「こういうことか」と雷に打たれたような衝撃を覚える。そんな日々を、本作は観客に贈り届けてくれる。

【予告編】 今回の物語も極めて予測不可能  オリジナリティあふれる “サプライズ・スリラー”


“わたしたち”がやってくる…! 新感覚の“骨まで凍りつく映画”――
何かがおかしい…? 最大の恐怖と驚がくの結末が、“極限の興奮”へと導く

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自分たちにそっくりな“わたしたち”とは、果たして何者なのか? どこからやってきたのか? 一体、何が目的なのか? 恐怖のなか張り巡らされた伏線は、驚がくの結末へと収束し、観客を興奮の坩堝へと導いていく。

ここでは、劇中で示される“謎”の数々を紹介していく。しかしながら、これらはあくまでも本作の一部分。すべては劇場で目撃し、得も言われぬ衝撃を味わってもらいたい。

◆“わたしたち”とは何者で、どこからやってきたのか…?

午後11時11分。アデレード(ニョンゴ)ら一家4人が過ごす別荘に、自分たちと瓜二つの“わたしたち”が現れた。横一列に手をつなぎ、肌を粟立たせるような“うめき声”を発しながら近づいてくる。一家は、不可解な集団との対峙を余儀なくされる……。

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◆“わたしたち”は何故“ハサミ”を持ち、赤い“つなぎ”を着ているのか…?

奴らは、まるで儀式的な意味があるかのように、大事そうにハサミを抱えている。その服装は真っ赤なつなぎで、アデレードに似た女は意味不明の言葉をブツブツと繰り返している。根源的な恐怖は一家の思考を鈍らせ、やがて取り返しのつかない事態へ陥っていく。

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◆“ミラー・ハウス”に迷い込んだ少女の身に、何が起こったのか…?

アデレードには、幼少期のトラウマがあった。両親と移動遊園地を訪れた夜、ミラー・ハウスに迷い込んでしまったのだ。無数の鏡に取り囲まれた少女は、あまりの心細さに後退りする。ふと、背後に気配を感じたアデレードが、振り返って見たものとは……。

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◆“ハンズ・アクロス・アメリカ”は、何を示しているのか…?

映画の冒頭、“ハンズ・アクロス・アメリカ”のCMが映し出される。1986年、貧困層の救済を訴えるべく実施され、米西海岸から東海岸まで、約600万人が手と手をつないだ慈善イベントだ。“わたしたち”も、手をつないで現れた。この符合は何を意味しているのか……。

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◆鑑賞後、ポスタービジュアルの“真の意味”がわかる…
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【編集長レビュー】ワールドプレミアで2時間並ぶも、人気すぎて鑑賞逃す…
ようやく見ることができた期待作、その評価はいかに?

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 映画.com編集長 駒井尚文:今年の3月。ここ数年、毎年参加しているテキサス州のサウスバイ・サウスウエスト映画祭で、オープニング作品に選ばれていた「アス」に、上映の2時間前から並びました。ところが、あと10メートルで入場ってところで「満席です。もう入場できません!」と追い返されたんです。 あれから半年。東京の試写室で、ついにこの映画を見ることができました。結果、良かったこと残念だったことと、両方ありました。
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 まず、残念だったこと。それは、たいていのプレス試写はそうですが、場内が静かすぎたこと。「え。ここ笑うとこじゃん!」ってところでも、ビシっと静かです。これ、サウスバイなら大爆笑だよなぁってシークエンスがたくさんありました。何せ、監督のジョーダン・ピールはコメディアンですからね。笑いの設計に関しては抜かりない。 良かったこと。それは映画のクオリティーが総じて素晴らしかったことなんですが、中でもルピタ・ニョンゴの「演技の凄み」がビンビン感じられた点。この映画は、設定がかなりチャレンジングで、俳優に相当の負担を強いるのですが、彼女が主演じゃなかったら映画が破綻していたかもなあと。現時点で、来年のオスカー主演女優賞の最有力候補はルピタ・ニョンゴです。この人は、間違いなくオスカーレースの常連になりますね。
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