木戸大聖が目黒蓮の弟役! 月9「海のはじまり」にレギュラー出演「今の僕ができる全てをこの作品に注ぎたい」
2024年6月10日 12:00
主人公・月岡夏(目黒)は、大学時代にふとしたきっかけで付き合うようになった同級生・南雲水季(古川琴音)と幸せな日々を送っていた。しかし、就職活動を迎えようとしていたある日、突然、彼女から別れを切り出され、そのまま2人は別れることに。それから7年が経ち、百瀬弥生(有村架純)と付き合い、新しい人生を歩んでいた夏は、大学時代の友人からの連絡で、水季が亡くなったことを知る。
実感が湧かないまま葬式へと向かった夏は、そこで海(泉谷星奈)という名の幼い女の子と出会う。その女の子が、水季の子どもだということを知った夏は驚きを隠せない。そして、水季の母親である朱音(大竹しのぶ)から、自分が海の父親だと聞かされる。
本作は、2022年10月期に放送された「silent」(フジテレビ系)のチームが再集結し、脚本を生方美久、演出を風間太樹、プロデュースを村瀬健が担当。“親子の愛”をテーマにした完全オリジナル作品で、登場人物たちを通して“親と子”の間に生まれる感情をリアルかつ丁寧に描いていく。
木戸が演じる夏の弟・大和は東京の実家で父・和哉と母・ゆき子と3人で暮らしている。性格は言葉にするのが苦手な夏とは違い、考える前に声が出てしまうタイプ。大和は幼い頃に母親を亡くし、7歳の時に和哉がゆき子と再婚したことで、夏と家族になった。夏が葬式から実家に帰って来た時の様子を見た大和は、母親が亡くなったときのことを思い出す。
木戸はドラマ「僕たちがやりました」(17)で俳優デビューし、「anone」(18)や「絶対零度 未然犯罪潜入捜査」(20)などに出演。NHK BSプレミアムの子ども向け番組「おとうさんといっしょ」(18~)では、“たいせいくん”役を3年間務めた。Netflixドラマ「First Love 初恋」やドラマ「ゆりあ先生の赤い糸」(23)の好演ぶりも話題を呼び、「先生!口裂け女です!」(23)で映画初主演、「僕たちの校内放送」(23)で連続ドラマ初主演を飾った。
木戸は「『silent』を見てからずっと、“あんなにもすてきな作品を作られた方々といつかご一緒したい”、“できるようにもっと頑張ろう”と思っていたので、今回お話をいただいた時は、驚きと喜びが同時にきました」とコメント。そして、「大和という人物は、陽の光のような暖かさと明るさをもった青年だなと思いました。今を受け入れて前向きに生きている彼だからこそ、伝えられること、共感してあげられる部分というのがあると思うので、そこを大切に丁寧に演じていきたいと思います」と意気込みを語った。
本日6月10日の「366日」(毎週月曜午後9時から放送)第10話放送後に、15秒のティザー映像が地上派でお披露目され、放送後にはYouTubeや番組公式SNSで90秒バージョンも特別公開される。
「海のはじまり」は、7月1日から毎週月曜午後9時から放送。初回は30分拡大放送となる。木戸、プロデュースの村瀬氏のコメント全文は、以下の通り。
すごくうれしかったです。『silent』を見てからずっと、“あんなにもすてきな作品を作られた方々といつかご一緒したい”、“できるようにもっと頑張ろう”と思っていたので、今回お話をいただいた時は、驚きと喜びが同時にきました。
そこからプロデューサーの村瀬さん、脚本家の生方さん、そして風間監督、 髙野監督、ジョン監督とお会いし、この作品への想いを聞くことで、改めてこのチームに入れた喜び、そして今の僕ができる全てをこの作品に注ぎたいという強い思いが湧き上がってきました。
登場人物たちの、誰かを想うことで生まれる言葉の数々がとても愛おしくて、時に切なくて、人間の繊細な部分がすごくリアルに描かれている作品だなと思いました。1ページ1ページゆっくりめくると、そこに流れてる時間や景色がふわっと浮かんでくるそんな台本でした。
大和という人物は、陽の光のような暖かさと明るさをもった青年だなと思いました。今を受け入れて前向きに生きている彼だからこそ、伝えられること、共感してあげられる部分というのがあると思うので、そこを大切に丁寧に演じていきたいと思います。
この夏、皆さんの心に残る作品を届けていくために、キャストスタッフの方々とたくさんの会話をしながら大切に作り上げていきますので、毎週楽しんで見ていただけたらうれしいです。
今回、目黒蓮さん演じる夏に弟がいる設定にしようとなったとき、僕の頭には真っ先に木戸大聖さんの顔が浮かびました。木戸さんのことがずっと気になっていたんです。去年の夏、うちの深夜ドラマ枠『火曜ACTION!』で放送された『僕たちの校内放送』を見て、木戸さんに惹きつけられました。
木戸さんが演じた主人公がものすごく魅力的に感じましたし、彼が持っている圧倒的なキラキラ感に目が離せなくなりました。身も蓋(ふた)もないことを言いますが、“この子は絶対に売れる!”と思いました。そのドラマで演じていたのが高校生なだけで実際にはそんなに若くないということを後に知るのですが、とにかく僕は“売れてしまう前にこの子と仕事がしたい!”と思ったのです。そして同時に、何の根拠もなくただただ感覚的に“木戸さんが映えるのは絶対に後輩もしくは弟だ!”と感じていたので、そういう役で一緒にやれたらいいな、と思っていました。
そんな中、今回の『海のはじまり』の企画が実現することになり、前述したように目黒さんの弟役を作ろうという話になったので、僕の中で“木戸さんしかない!”となり、すぐにお声がけをしました。実際に会ってみた木戸さんは映像で見た以上に魅力的で、“絶対に売れる”という感覚が確信に変わったことをよく覚えています。同時に、やっぱり“後輩感”、“弟感”を強く感じたので、直感通り、目黒さんの弟役をお願いすることにしました。
夏の弟・大和は、実は非常に複雑な家庭環境を持っています。でも、それを一切感じさせない明るさを持っており、何よりも、兄の夏に勝るとも劣らない優しさを持った人です。僕が木戸さんに感じたのも、そんな感覚でした。幼い頃に大好きな母親を亡くしたという、海ちゃんと同じ境遇を抱えていながら、それを感じさせない明るさと優しさを携えた大和という役を、木戸さんならきっと最高に魅力的に演じてくれると感じました。実際には木戸さんは目黒さんと同い年なのですが、その圧倒的ないい意味での“弟感”を生かして、この役を完璧に演じ切ってくれると信じています。きっと、みんな、大和くんのことが大好きになるはずです。
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