神龍 シェンロン Martial Universe : 特集

2019年9月2日更新

映画を超えるケタ違いのドラマが、中国から上陸!
総制作費100億円、5億回再生──その道のプロも熱弁するこの新トレンド!!
「HERO」「三国志 Three Kingdoms」「グリーン・デスティニー」ファンに絶対推しの1本

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爆発的な発展を遂げ、米ハリウッドに次ぐ映画市場を有するまで成長した中国から、とんでもないドラマがやってきた! タイトルは「神龍 シェンロン Martial Universe」(9月3日からDVD発売・レンタル開始)。総制作費はなんと100億円! 実は、同国は「映画界からドラマ界へ資金が流入し、制作費が爆騰していく」という“新トレンド”が巻き起こっており、その皮切りとなったのが本作だ(詳しくは後述)。“伝説の始まり”を告げるこの作品を見ておかないと、これからの中国ドラマ界は語れない! 「HERO」「三国志 Three Kingdoms」などのアクション・歴史作品に熱中したファンへ……、その魅力に刮目せよ!



【「神龍」がケタ違いな4つの理由】「三国志」を凌駕する莫大な制作費、
そして超一流の制作陣── ドラマだけど、ここまでスゴいのか!

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太古の昔に人間界を脅かした“魔物”に対し、救世主となる青年・林動(りんどう)たちが、力を合わせて立ち向かう。時代背景や設定は日本でも人気を博した武侠ファンタジーを彷彿させるが、その“ケタ違いのスケール”はこれまでの作品とは決定的に異なる。知れば知るほど「ここまですごいのか!」と圧倒される思いが、脳裏にこびりついて離れない。

【制作費と再生回数がケタ違い】中国ドラマ史上に刻まれる“新たな伝説”の誕生!

総制作費100億円は、約25億円の「三国志 Three Kingdoms」、約55億円の「水滸伝 All Men Are Brothers」を遥かに凌駕する、中国ドラマ史上最高額となる数字だ。さらにWEB上で配信がスタートするや、3日間で再生回数5億回という異次元の記録を叩き出した。人口約14億人(2018年時点)の、およそ3人に1人は視聴したという計算になる。現代に創出された“新たな伝説”を、ぜひその目で確かめてほしい。

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【予告編】世界を漆黒の“闇”から救うため、1人の若者が神に選ばれた――


【主演の人気ぶりがケタ違い】人気絶頂“神イケメン”が俳優人生かけた熱演!

“座長”としてけん引したのは、「シンデレラはオンライン中!」などで大ブレイクした “神イケメン”ヤン・ヤン(楊洋)だ。アイドル的人気を博していたが、本作ではお調子者の青年・林動が “人類の救世主”へと成長していくさまを熱演。強烈なカリスマ性を帯びていき、物語後半ではヒゲを生やした精悍な顔つきで新境地を開拓した。

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これらが数多の絶賛評を浴び、アイドル俳優ではなく“演技派”としての地位を確立。ヤン・ヤンの成長を追うだけでも、2話、3話、4話……と連続視聴が止まらない。映画「急先鋒(原題)」(20年春に中国で公開予定)ではジャッキー・チェンと共演しており、今後の世界的活躍にも大きな期待が寄せられている。

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【共演陣の美貌がケタ違い】登場人物は美男美女だらけ!

共演にも美男美女がズラリ勢ぞろい。林動の前に立ちはだかる林琅天(りんろうてん)役は人気グループ「飛輪海」(フェイルンハイ)の元メンバー・ウーズン(呉尊)が担当し、初めて挑んだ“徹底的な悪役”ぶりは、厳しい視聴者の期待を大きく上回り称賛を集めた。ほかチャン・ティエンアイ(張天愛)、ワン・リークン(王麗坤)ら、目玉が飛び出るほどの美男美女が埋め尽くす画面は、見るだけで“幸福”を感じるほどだ。

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【制作陣の一流っぷりがケタ違い】「レッドクリフ」チーム総力結集の映像力!

その制作体制も、国内では大いに注目を集めた。演出は「レッドクリフ Part I」「レッドクリフ Part II 未来への最終決戦」で撮影を務めた鬼才チャン・リー。尋常ならざるこだわりを持つ「レッドクリフ」チームが結集し、本物と見紛うほどの滝などをオープンセットに創出してみせた。CGを駆使した視覚効果にも心血が注がれており、特に物語後半のラストバトルは必見! “ビジュアル・マジック”が展開をアツく盛り上げ、中国視聴者の感動を呼ぶフィナーレとなった。

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【あの名作に似ている! だが、どの作品にも似ていない──】
あらゆるエッセンスを凝縮したこの“新ジャンル”は必見!

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本作を見ている間、様々な場面でこんな思いがよぎる。「あの名作に似ている」。一方で、こうも思う。「しかし、どの作品にも似ていない」。それは、本作があらゆるジャンルのエッセンスを凝縮した“新ジャンル”だからだ。

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アクションは世界中に衝撃を与えた「HERO」の浮遊感に、「NARUTO ナルト」など日本の能力バトル漫画を融合したよう。かと思えば、ジャッキー・チェンらによるカンフー映画ばりの愉快なコメディが展開される。押し寄せる“懐かしくも新鮮な楽しさ”に身を浸していると、あっという間に1話が終わっている。

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・「HERO」ばりの浮遊感に“能力バトル”を融合した《アクション》! ・「ジャッキー映画」の“あのノリ”の《コメディ》! ・「空海」「キングダム」以上のクオリティの《美術&セット》! ・これ、なんだろ……「ドラゴンボール」に通ずる《作品世界》! ・名作の“エッセンス”を凝縮……見たことあるようで見たことない《新ジャンル》!
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また、ところどころで鳥山明「ドラゴンボール」に通じる要素も。「神龍 シェンロン」という題名も相まって、日本の漫画ファンもニヤリとしてしまうだろう。様々なジャンルを横断し、要素を掛け合わせることで開拓された新ジャンルに、ぜひ刮目してほしい。

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【このドラマは押さえておくべき】中国の最注目映画ジャーナリストが解説
なぜ100億円ドラマが創出された? 中国で一体何が起きている!?

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冒頭で言及したとおり、中国では、投資が映画を避けてドラマへ流入する傾向にあり、莫大な制作費を投じた大作ドラマが次々と創出されている。この“ビッグバン”とも呼ぶべき大変革を、262万人の微博フォロワーを有する気鋭の映画ジャーナリストが解説。背景には、中国特有の“事情”があった。

ドラマは国民の“生活の一部”で、再生回数は億単位で増え続けている 変革の皮切り「神龍」は、絶対に見逃せない ――映画ジャーナリスト 徐昊辰
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 中国の映画市場は近年の急成長により、世界第二の市場となりました。しかし急成長前の経済力がない中国人は、鑑賞料のかかる映画よりも、無料のドラマに親しんでいました。そして中国は毎日2話を放送することが普通であり、生活の一部分でもあります。今も配信サイトのドラマ再生回数は億単位で増え続けており、そのため制作費50億円クラスの作品もつくられ続けています。 しかし、ドラマに数10億円を投じることは、リスクが大きすぎるのではないでしょうか。そこには、中国市場の特徴が深く関わっています。人口の多い中国は視聴者数も他国より遥かに多いので、本編に挿入されるCMの広告収入が莫大なのです。話題作であれば放送開始前にもう黒字、というケースも。公開まで成功するかわからない映画と比べ、ドラマのリスクははるかに少ない。投資先としても魅力的と言えるでしょう。 中国国民の生活の一部であり、投資先としても魅力的なので、ドラマに制作費が流入する。このトレンドは拡大の一途をたどっており、次々と超大作ドラマが誕生しています。今後の日本でも、それらが続々と輸入され放送されていくでしょう。その“最初の1作”と呼べるのが本作「神龍」です。中国ドラマ史を語る上で不可欠なこの作品、絶対に見逃すことができません。

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「神龍 シェンロン Martial Universe」9月3日よりDVDリリース開始
制作:2018年/中国 全60話・全3BOX/原題:武動乾坤
2019.9.3(火) リリース DVD SET1 発売 & Vol.1~6 レンタル
2019.10.2(水) リリース DVD SET2 発売 & Vol.7~12 レンタル
2019.11.2(土) リリース DVD SET3 発売 & Vol.13~18 レンタル
発売・販売元:NBCユニバーサル・エンターテイメント
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>>DVD公式サイトはこちら

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