劇場公開日 2019年8月16日 PROMOTION

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イソップの思うツボ : 特集

2019年8月13日更新

「カメ止め!」クリエイター再結集! だけど「カメ止め!」とは全く違う!
熱狂を呼んだ“あの快感”はそのままに、“また別種の魅力”が味わえる──
思う存分、全力で、映画館へ“ダマされ”に行こう!

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奇跡的な社会現象を巻き起こした「カメラを止めるな!」(以下「カメ止め!」)から約1年。上田慎一郎監督ら、同作を手がけたクリエイター3人が、今度は全く異なる“サスペンス映画”を世に放つ! タイトルは「イソップの思うツボ」(8月16日公開)。昨年、熱狂を呼んだ“あの快感”はそのままに、さらに“また別種類の魅力”が味わえる――。怒涛の勢いで二転三転する物語に思う存分身を任せ、全力で騙されてみてほしい。「カメ止め!」とは違う、新たな“映画的感動”を劇場で目撃しよう!


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ネタバレ厳禁の“快感”… また上田慎一郎らトリプル監督にやられた!!
二転三転するサスペンスは「カメ止め!」以上! 全力で騙されてほしい!

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本作は「カメ止め!」クリエイターによる映画ではあるが、その中身は決定的に異なる。では、どこがどう違うのか? ここでは“サスペンス”“物語のカタルシス”“3人の監督”という3つの要素にスポットを当て、作品を解説・立体化させていこう。

・今回の目玉は“サスペンス”! 「カメ止め!」匹敵の“ネタバレ厳禁の快感”が待っている!

あえてジャンルでくくるならば、本作はサスペンスである。主人公の亀田美羽(石川瑠華)は、友だちのいない内気な女子大生。人気タレント一家の娘である同級生・兎草早織(井桁弘恵)が、うらやましくて仕方がない様子だ。ある日、臨時講師として八木圭佑(高橋雄祐※高ははしご高)が学校にやってくる。彼の爽やかな前髪に早織は夢中になっていくが、美羽はそんな姿を遠くから眺めていて……。一方、父と復しゅう代行業を営む戌井小柚(紅甘)は、その日暮らしを送る自身の人生に思いをめぐらせていた。

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有名童話をモチーフにした青春ラブストーリー……と思いきや、物語は奇想天外な騙し合いへと発展する。キーワードは「三角関係」「復しゅう」「カメ」。“予想外”の連続に、観客はきっと「また上田慎一郎たちにやられた!」と膝を打つだろう。そして鑑賞後は誰かと語り合いたくて仕方ないが、どう話してもネタバレになるため、未鑑賞者には「とにかく見て」と言うほかない。「カメ止め!」に匹敵する“ネタバレ厳禁の快感”が、映画館で待っている。

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・家族愛、人間ドラマ、二重の“罠”… 「カメ止め!」超える物語のカタルシス!

「カメ止め!」でも重要な柱となっていた、家族愛や人間ドラマ。本作でもそれは欠かせない柱であるが、少々、毛色が異なる。「カメ止め!」では家族愛によってピンチがチャンスへと好転していくが、本作ではそれによって“人間の裏側”が顔をのぞかせる。人の弱さや本質がえぐり出され、見る者に問いかけるようなドラマが紡がれていくのだ。さらに、開始40分ほどで待ち受ける “構造転換”。そして登場人物同士の騙し合いにより、観客は“二重の罠”に陥る。騙されることで得られるカタルシスは、「カメ止め!」を超えるといっても過言ではない。

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・映画を愛し、映画に愛される3人の監督の“本領発揮”!

本作は上田監督を含め、「カメ止め!」を手がけた3人のクリエイターがメガホンをとっている。3人の共同監督が非オムニバスの物語を同時に演出することは、世界的に見てもかなり稀だ。彼らは2015年の映画「4/猫 ねこぶんのよん」で出会って以来の仲であり、作品を通じて分かち難い絆を育んだ“戦友”。共同脚本を執筆し、意見を交換するたびに化学反応が発生した。クランクイン後も、iPhoneでの撮影を敢行するなど、それぞれの個性がさく裂していった。

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また、構想に約3年が費やされており、実は「カメ止め!」よりも前から存在していた企画でもある。しかも、まさに同作が大フィーバーとなり、上田監督らが殺人的な忙しさに追われていた18年11月7日に本作の撮影は始まった。映画を愛する3人が、紆余曲折を経て完成させた「イソップの思うツボ」が、ついに公開の日を迎える――。

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【予告編】構想3年、監督3人──この3家族の“正体”、見破れるか?


浅沼直也&上田慎一郎&中泉裕矢 前代未聞の“監督3人”が見参
“戦友”3人が明かす、「カメ止め!」とは“ここが違う”んです!

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本作のメガホンをとったのは、「カメ止め!」では監督を務めていた上田慎一郎、助監督を担った中泉裕矢、そしてスチールを担当した浅沼直也。前代未聞ともいえる体制で作品を紡いだ彼らが、映画.comにその思いの丈を明かしてくれた。

■浅沼直也の思い
“かぞく”を“イビツ”に描いた本作は、賛否を巻き起こします! 時に人は、家族の無償の愛情や、家族の正義になんの疑いもなく、正しいことを求めがち。ですが本作品は、家族である前に男だったり、女だったり、何かを利用したり、宿命と戦ったりします。そんなことをエンタテインメントとして描いているので、そこを楽しんでほしいです!
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■上田慎一郎の思い
ラーメン食べにきたのにソバでてきたぞ! みたいな余計な肩透かしをして欲しくないので、正直にお伝えしておきます。本作は「カメ止め!」に通じる部分もありますが、テイストや後味は別物です。「カメ止め!」とは別のおいしさが詰まっています。予測不能の展開に思いっきり騙されて楽しんで! というのももちろんですが、煌めくヒロイン3人をはじめとしたキャラの濃い~役者陣にもご注目。
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■中泉裕矢の思い
3人の監督の“やりたいこと”が集合して出来上がった作品で、そこが「カメ止め!」とは違うところです。企画から3年間……。僕たち3人がずっと口論しているなか、プロデューサーには3、4時間付き合ってもらうことも多々ありました。やりたいことをやらせてもらいました。3通りの面白さを感じてもらえると思います!
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「内容は秘密厳守」「前作は全然まぐれじゃない」「87分で無駄なくビシッ」
「カメ止め!」で“感染”したファンたちは、本作をどう評価した?

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昨年「カメ止め!」で“感染”したファンたちは、本作をどのように評価しているのだろうか。映画祭や試写で一足先に鑑賞した人々のTwitterでのつぶやきを、以下に紹介していこう。

3人の女性の視点をザッピングで見せて行くと思ったら…それ以上は例によってネタバレなしじゃ何も書けない案件。87分で無駄なくビシッと魅せてくれて楽しい。さすが。
――ヒナタカ(映画ライター)(@HinatakaJeF)タイトルの出し方とか、そうくるか! の展開等、「カメラを止めるな!」らしさはあるけど、違う方向性のエンタテインメント作品。
――ぱんた☆カメ止め感染中(@pantaPConly)内容は秘密厳守として、個人的には石川瑠華さん×井桁弘恵さん×紅甘さんのトリプルヒロイン映画としてなかなか良かった。
――cdb(@C4Dbeginner)これがまた感想言えないヤツ! 言えることは「カメ止め!」は全然まぐれじゃないんですよ。アベレージでこのクオリティ、最高かよ。3人監督で3組家族、見事すぎ!
――トンカ 株式会社闇(@tonka1981jp)

8月16日の公開以後、ネタバレを食らう前に映画館へ足を運んでみてほしい。その際は、前のめりで、あえて“騙されてみる”のも一興だ。

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