北村匠海、松本潤から「愚か者の身分」絶賛メッセージが届き感激!
2025年11月7日 15:30

映画「愚か者の身分」の公開御礼舞台挨拶が11月7日に行われ、主演の北村匠海、林裕太に加え、2人を追いつめる悪役を演じた田邊和也、嶺豪一が登壇。映画を見終えたばかりの観客を前に撮影時のエピソードなどを語り、会場は盛り上がりを見せた。
闇ビジネスに従事する3人の若者たちの逃避行を描く本作。嶺は、北村演じるタクヤ、林扮するマモルの直属の上司である佐藤を、田邊は犯罪グループの幹部で金歯が特徴的なジョージ役を担っている。

北村は、SNSなどの口コミで本作の評価が高まっていることへの感謝を口にし、自身の元にも俳優仲間や先輩から絶賛する声が届いていると語る。中でも過去に映画「陽だまりの彼女」で共演した(※同じ役柄の少年時代を北村が演じた)松本潤からも連絡があったことを明かし「『素晴らしかった』と。役者の目線で見てくださって、僕がまた役者としてもう一歩前に出られるような言葉をいただいて、すごい作品だったんだと思えました」と喜びを口にした。
絶対的な悪役として観客を恐怖のどん底に突き落とすジョージを演じた田邊は「金歯です(笑)」と挨拶し、トレードマークである金歯を実際にポケットから取り出して見せると、客席からは悲鳴が上がる。一方、タクヤとマモルの直属の上司である佐藤を演じた嶺は、こちらも劇中で重要なアイテムとして登場するクマのぬいぐるみを抱えて登壇。
嶺は映画の中では役作りとして増量しており、この日は少しやせて、髪も伸ばしての登壇となったが「(役のために)メッチャ食べて、日サロに通って、監督に関西弁を仕込んでいただいて、楽しかったです」と笑顔で撮影を振り返った。

劇中、マモルとジョージが初めて顔を合わせるシーンでマモルはジョージに手を強く握られるが、林は「さっき、(田邊と)久々にお会いして握手したんですが、デジャブがありました(笑)。強く握られるかなと思ったら、優しく握手してくださって安心しました。いまだに(田邊と嶺の)お2人と会うと、匠海くんと一緒の時よりもマモルに戻りそうになります(笑)」と明かす。
北村は、終盤の綾野剛と田邊との激しいアクションシーンに触れ「田邊さんが(「幽遊白書」に登場する)戸愚呂に見えてきて、(実写版「幽遊白書」で綾野が演じた)戸愚呂と戸愚呂が戦っている状況に陥って…(苦笑)。2人にサングラスしてほしかったです」と自身が主演した「幽遊白書」とも重なったと振り返った。

実際の田邊と嶺からは優しさと“いい人”オーラがにじみ出ており、観客は劇中とのギャップに驚いた様子。北村も「こっちがおかしくなりそうでした(笑)こんなに優しいのにカメラが回るとすごくイヤだから、(頭が)追いつかない…」と述懐し、観客に向けて「今日は、おふたりが本当はいい人だというのが伝わればいいなと思います。本当に素敵なおふたりなので、それだけ伝われば」と強調し、笑いを誘っていた。
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