コラム：『スター・ウォーズ』まとめ - 第6回

　新たなキャストの噂が浮上！　レイアとハン・ソロの娘役のオーディションを受けたのが、「ピーター・パン」（2003）でウェンディ役を演じ、「トゥモロー　僕たちの国が侵略されたら」（10）、「ドリアン・グレイ」（09）などに出演している23歳の英国女優レイチェル・ハード＝ウッド。そして「マジック・マイク」「ビーストリー」のアレックス・ペティファーも何かのオーディションを受けたが、これはルークの息子役ではないかと推測されている。まだまだいろんな噂が出てくるはず。 　皇帝が“霊体”の姿で登場するという噂があるが、演じるイアン・マクダーミドは「まだ脚本ができていない（から分からない）」ともっともな発言。オビ＝ワンも“霊体”で登場するという噂もある。 　また、「エピソード7」はデジタルではなく、35ミリフィルムで撮影される。そう発言した「エピソード7」のカメラマン、ダニエル・ミンデルは、監督J・J・エイブラムスのお気に入りで、彼の映画は「SUPER 8 スーパーエイト」以外の全作、「M:i:III」「スター・トレック」「スター・トレック　イントゥ・ダークネス」の撮影を担当。J・Jは「スタトレ」2作ではデジタル撮影もしているが、「エピソード7」はあえてフィルムで撮って、旧3部作の雰囲気を狙うようだ。 　そして、この監督が「スター・ウォーズ」と並ぶ名作SFを描き直した「スター・トレック　イントゥ・ダークネス」も公開に。この映画は、オリジナル作の再構築とも解釈できる内容で、オリジナルを知って見ると、おもしろさは2倍。J・Jは「エピソード7」もこういう作り方をするのだろうか？