Tシャツが乾くまで
シリーズ紹介
ジャンル:サスペンス、ドラマ、ファミリー、ミステリー、恋愛、日本
製作国:日本
シリーズ
スタッフ・キャスト
- 脚本
- 生方美久 [2026]
- プロデューサー
- 千葉行利 [2026]
- 宮川晶 [2026]
- 演出
- 土井裕泰 [2026]
- 塚本連平 [2026]
- 小牧桜 [2026]
- 編成
- 佐久間晃嗣 [2026]
- 荒木沙耶 [2026]
- 音楽
- haruka nakamura [2026]
- 主題歌
- スピッツ [2026]
ジャンル:サスペンス、ドラマ、ファミリー、ミステリー、恋愛、日本
製作国:日本
物語の冒頭でバス事故が起きて、2組のカップルのパートナーがいなくなる、という展開は西川美和監督の『永い言い訳』を連想させる。しかし、あれとは全然違う展開になりそうでワクワクしている。
どうやら不倫旅行に出かける中でバス事故に遭ったのでは?という疑惑が突然降ってわき、残された2人は困惑しながらも協力して真相を突き止めようとする。その課程で、心の距離が近くなりそうになったり、遠ざかったり、ゆらゆらと揺れる気持ちが大変にスリリングだ。
そして、単なる「のこされた2人の再生ラブストーリー」にならなさそうな展開になってきて、俄然面白くなってきた。ミステリーとしてもかなりよくできていそうだ。2人は不倫していたのか、松山ケンイチは何を考えているのか、どこに行こうとしているのか、愛の行方以外にも気になる要素が多くて非常に良くできたプロットなのではないかと思う。とりあえず3話までの展開は素晴らしいの一言。
無理やりの海外ロケは不要
カメラは無駄に動かない
大声で叫ばない
変顔も要らない
説得力のあるシナリオ、
セリフではなく感情を眼で語る芝居。
役者の行動や感情の、
【副詞】を捉える演出、カメラが巧みだ。
副詞って何?
動詞や形容詞の様子、程度を説明する言葉だ。
例を挙げると、
まさか!
ハッキリと、
すでに、
淡々と、
たまに・・・
これらが副詞だ。
まさか、不倫はしていない。
ハッキリと、スマホに写っている。
すでに、第三金曜日は休みにしていた。
淡々と、日常を過ごしていた。
たまに、遠くへ行くのにバスに乗っていたのか・・・
インパクトのある映像も要らない、
過剰な説明ゼリフに頼るのでもない、
登場人物がどのように(=副詞的に)存在しているのかを、
劇的な演出に逃げずに描くこと。
スタッフとキャスト全員がこの美学を正確に理解し、
画面上で〈ハッキリと〉結実させているから、
視聴者の心に深く残り、
クリフハンガーも効いている。
金曜日が楽しみになるドラマだ。
愛の渇きは、
三島で読むか、
蔵原で観るか、
どちらもおすすめ。
お母さんの留守電
失くしたぬいぐるみの代わりに
新しいの買えばいいじゃない感覚で
怖い