全米映画ランキング : 2017年11月24日~2017年11月26日

全米映画ランキング:2017年11月28日発表(毎週月曜日更新)

全米週末興行成績:2017年11月24日~2017年11月26日
(金額・順位は確定後のもの)Rentrak Box Office Essentials

順位

先週

タイトル「邦題」/配給(日本配給)

上映週

週末の興収
(単位:$)

累計興収
(単位:$)

1 リメンバー・ミー

Coco
「リメンバー・ミー」

Walt Disney
(ディズニー)

1 49,022,000 71,195,000
2 1 ジャスティス・リーグ

Justice League
「ジャスティス・リーグ」

Warner Bros.
(ワーナー・ブラザース映画)

2 40,730,000 171,546,643
3 2 ワンダー 君は太陽

Wonder
「ワンダー 君は太陽」

Lionsgate
(キノフィルムズ)

2 22,300,000 69,440,202
4 3 マイティ・ソー バトルロイヤル 4 16,791,000 277,468,394
5 4 パパVS新しいパパ2 3 13,250,000 72,662,166
6 5 オリエント急行殺人事件

Murder on the Orient Express
「オリエント急行殺人事件」

20th Century Fox
(20世紀フォックス映画)

3 13,000,000 74,246,517
7 6 ザ・スター はじめてのクリスマス 2 6,875,000 22,030,988
8 7 バッド・ママのクリスマス 4 5,010,000 59,754,557
9 37 ローマンという名の男 信念の行方 2 4,515,000 6,274,277
10 9 スリー・ビルボード

Three Billboards Outside Ebbing, Missouri
「スリー・ビルボード」

20th Century Fox
(20世紀フォックス映画)

3 4,400,000 7,624,070

ディズニー/ピクサーの新作「リメンバー・ミー」が首位デビュー

サンクスギビングの週末。全米ボックスオフィスはディズニー/ピクサーの新作「リメンバー・ミー」が週末3日間のOP興収5000万ドルで首位デビューを果たした。

同作はメキシコの祝祭である「死者の日」をテーマに、音楽を禁じた家族と自らの夢の間で揺れる少年ミゲルと、陽気なガイコツのヘクターが繰り広げる冒険ミステリー。レビューは上々で2億ドル超を狙えるスタートとなった。「トイ・ストーリー3」のリー・アンクリッチとエイドリアン・モリーナが共同で監督。声の出演は、主人公ミゲルに子役アンソニー・ゴンザレスのほかガエル・ガルシア・ベルナル、ベンジャミン・ブラット。

2位は前週首位の「ジャスティス・リーグ」。先週末は約4100万ドルの興収で10日間の累計は約1億7100万ドルに。最終興収は2億5000万ドル弱といったところか。

3位は前週からワンランクダウンのファミリードラマ「Wonder」。こちらの累計は約7000万ドルに。

そして、拡大公開により9位に入ったのはデンゼル・ワシントン主演の犯罪ドラマ「Roman J. Israel, Esq.」。ロサンゼルスの人権派弁護士ローマン・J・イスラエル(ワシントン)は、事務所のパートナーの急逝により慣れない運営資金の調達に奔走することになる。だが、その資金繰りの中でパートナーの不正を知り、イスラエルは人生の岐路に立たされる。全米興行でハイアベレージを誇るデンゼルだが、今回は内容が硬すぎたか、ファミリー層にアピールできず苦しいスタートとなってしまった。共演にコリン・ファレル、カーメン・イジョゴ。監督・脚本は「ナイトクローラー」のダン・ギルロイ。

今週末は、ジェームズ・フランコ監督・主演のコメディ「The Disaster Artist」に、ウッディ・アレン監督が撮影監督ビットリオ・ストラーロと組んだドラマ「Wonder Wheel」などが公開となる。

2017年11月28日更新 藤井竜太朗

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