全米映画ランキング : 2017年9月22日~2017年9月24日

全米映画ランキング:2017年9月26日発表(毎週月曜日更新)

全米週末興行成績:2017年9月22日~2017年9月24日
(金額・順位は確定前のもの)Rentrak Box Office Essentials

順位

先週

タイトル「邦題」/配給(日本配給)

上映週

週末の興収
(単位:$)

累計興収
(単位:$)

1 キングスマン ゴールデン・サークル 1 39,000,000 39,000,000
2 1 IT イット “それ”が見えたら、終わり。

It
「IT イット “それ”が見えたら、終わり。」

New Line
(ワーナー・ブラザース映画)

3 30,000,000 266,338,881
3 レゴ ニンジャゴー ザ・ムービー

The Lego Ninjago Movie
「レゴ ニンジャゴー ザ・ムービー」

Warner Bros.
(ワーナー・ブラザース映画)

1 21,245,000 21,245,000
4 2 アメリカン・アサシン

American Assassin
「アメリカン・アサシン」

Lionsgate
(キノフィルムズ)

2 6,250,000 26,179,459
5 4 ホーム・アゲイン 3 3,311,821 22,347,652
6 3 マザー! 2 3,260,000 13,429,018
7 デッド・フレンド・リクエスト

Friend Request
「デッド・フレンド・リクエスト」

Entertainment Studios
(ポニーキャニオン)

1 2,400,000 2,400,000
8 5 ヒットマンズ・ボディガード 6 1,850,000 73,597,979
9 ボストン ストロング ダメな僕だから英雄になれた 1 1,747,910 1,747,910
10 7 ウインド・リバー

Wind River
「ウインド・リバー」

The Weinstein Company
(KADOKAWA)

7 1,265,285 31,653,034

「キングスマン:ゴールデン・サークル」が首位デビュー

4本の新作がランクインした先週末の全米ボックスオフィスは、コリン・ファース&タロン・エガートン主演のスパイアクション「キングスマン:ゴールデン・サークル」が約3900万ドルのオープニング興収で首位デビューを果たした。

同作は、14年に大ヒットを記録した「キングスマン」の続編。ロンドンに拠点を置くスパイ組織<キングスマン>が、謎の組織<ゴールデン・サークル>に急襲され、独り立ちしたばかりの若いスパイ、エグジーと組織の教育係マーリンだけが生き残る。2人は組織に残されたわずかな手がかりを頼りに、米ケンタッキー州に本部を置くスパイ組織<ステイツマン>の存在を知り、彼らの助けを借りて<ゴールデン・サークル>を追うことになるが……。批評家受けは前作ほど良くは無いが、OP興収は前作約3600万ドルを上回る好スタートを切った。出演はコリン・ファース、ジェフ・ブリッジス、ジュリアン・ムーア、ハル・ベリーら4人のオスカー俳優に、タロン・エガートン、チャニング・テイタム、マーク・ストロング、ペドロ・パスカル、マイケル・ガンボン、エルトン・ジョンら新旧豪華スターが共演。前作に引き続きメガホンをとったのはマシュー・ボーン。

2位は爆発的な大ヒットで2週連続首位だった「IT/イット “それ”が見えたら、終わり。」。累計を約2億6600万ドルまで伸ばし、今年の興収暫定5位に入った。OP興収約2145万ドルで初登場3位となったのは、レゴムービーの新作「レゴ ニンジャゴー ザ・ムービー」。シリーズ3作目だが、第1作「レゴムービー」(14年/約6900万ドル)、第2作「レゴバットマン ザ・ムービー」(17年/約5300万ドル)、そして今回と興収は下降線を辿っており、早くもシリーズの立て直しを迫られる状況となっている。

その他7位には、ティーン向けホラー「Friend Request」が初登場でランクインし、9位には「スモーキング・ハイ」「選挙の勝ち方教えます」のデビッド・ゴードン・グリーン監督が、ジェイク・ギレンホールと組んで13年のボストンマラソンテロで両足を失った男性の葛藤を描いた実録ドラマ「Stronger」が滑り込んだ。

今週末はトム・クルーズ主演&ダグ・リーマン監督の実録犯罪ドラマ「バリー・シール/アメリカをはめた男」に、エレン・ペイジ、ディエゴ・ルナ、キーファー・サザーランド共演のサスペンス「Flatliners」などが公開となる。

2017年9月26日更新 藤井竜太朗

過去のランキング