全米映画ランキング : 2011年8月5日~2011年8月7日

全米映画ランキング:2011年8月8日発表(毎週月曜日更新)

全米週末興行成績:2011年8月5日~2011年8月7日
(金額・順位は確定前のもの)Exhibitor Relations Co. Inc.

順位

先週

タイトル「邦題」/配給(日本配給)

上映週

週末の興収
(単位:$)

累計興収
(単位:$)

1 猿の惑星:創世記(ジェネシス)

Rise of the Planet of the Apes
「猿の惑星:創世記(ジェネシス)」

20th Century Fox
(20世紀フォックス映画)

1 54,000,000 54,000,000
2 2 スマーフ

The Smurfs
「スマーフ」

Columbia
(東宝東和)

2 21,000,000 76,200,000
3 1 カウボーイ&エイリアン 2 15,748,000 67,368,095
4 チェンジ・アップ オレはどっちで、アイツもどっち!? 1 13,501,755 13,501,755
5 3 キャプテン・アメリカ ザ・ファースト・アベンジャー 3 13,000,000 143,182,000
6 4 ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2 4 12,160,000 342,801,014
7 5 ラブ・アゲイン

Crazy, Stupid, Love.
「ラブ・アゲイン」

Waner Bros.
(ワーナー・ブラザース映画)

2 12,100,000 54,285,000
8 6 ステイ・フレンズ

Friends with Benefits
「ステイ・フレンズ」

Screen Gems
(ソニー・ピクチャーズエンタテンメント)

3 4,700,000 48,500,000
9 7 モンスター上司

Horrible Bosses
「モンスター上司」

Waner Bros.
(ワーナー・ブラザース映画)

5 4,620,000 105,162,000
10 8 トランスフォーマー ダークサイド・ムーン 6 3,015,000 344,133,000

「猿の惑星:創世記(ジェネシス)」が首位デビュー

8月に入った全米ボックスオフィス。先週末は2本の新作がランクインし、往年の大ヒットSFシリーズのリブート「猿の惑星:創世記(ジェネシス)」が、約5400万ドルを稼ぎ出し、見事首位デビューを飾った。

同作は、1968年に公開されて以来6本の続編が作られてきた20世紀フォックスのドル箱シリーズの最新作。今回は、なぜ地球が第1作のエンディングのように猿の惑星になってしまったのか、その起源がひとりの科学者と1匹のチンパンジーの関係を通して描かれる。批評家の評価が高かったためか、フォックスはプロモーションに力を入れ、8月では、歴代5位となる好成績を収めた。主人公の科学者ウィルにジェームズ・フランコ。共演にフリーダ・ピント、アンディ・サーキス、ジョン・リスゴー、ブライアン・コックス。監督はコックス主演「 The Escapist 」で注目されたイギリスの新鋭ルパート・ワイアット。

2位は前週、惜しくも首位デビューを逃した「スマーフ」。興収約2070万ドルと、2週目も好調を維持し、10日間の累計興収は約9500万ドルとなった。

3位は前週首位の「カウボーイ&エイリアン」。予想以上に伸び悩み、10日間の累計興収は約6700万ドル。1億ドル以上は見込めるが、それ以上は厳しそう。

そして、4位デビューとなってしまったのが、ジェイソン・ベイトマン&ライアン・レイノルズ共演のコメディ「The Change-Up」。ルックス、性格、環境が全く違う二人の身体が入れ替わるという、ジョン・ウー監督の名作「フェイス/オフ」のお笑い版と言える内容だったが、オープニング興収約1350万ドルと振るわなかった。共演に売れっ子のオリビア・ワイルド、レスリー・マン。監督は「ウェディング・クラッシャー」のデビッド・ドブキン。

公開4週目で6位となった「ハリー・ポッター」最終章は、24日間の累計が約3億4300万ドルに。10位の「トランスフォーマー3」が現時点で約3億4400万ドルなので、今週中に順位が入れ替わることになる。

今週末は、「ソーシャル・ネットワーク」のジェシー・アイゼンバーグが、再度「ゾンビランド」の監督とタッグを組んだ「30 Minutes or Less」、「ファイナル・デスティネーション」シリーズの第5弾「ファイナル・デッドブリッジ」 などが公開に。

2011年8月8日更新 藤井竜太朗

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