- 10月13日更新

- 編集部
マスコミ注目度ランキング
| 順位 | タイトル | 配給 | 公開日 | 露出 回数 |
ポイント |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | ヴィヨンの妻/桜桃とタンポポ | 東宝 | 2009年10月10日 | 8 | 16.4 |
| 2 | ボヴァリー夫人(1989・2009) | パンドラ | 2009年10月3日 | 7 | 16.1 |
| 3 | 私の中のあなた | ギャガ | 2009年10月9日 | 8 | 15.1 |
| 4 | クヒオ大佐 | ショウゲート | 2009年10月10日 | 7 | 10.6 |
| 5 | のんちゃんのり弁 | キノフィルムズ | 2009年9月26日 | 4 | 10.0 |
| 6 | ロボゲイシャ | 角川映画 | 2009年10月3日 | 5 | 9.6 |
| 7 | 空気人形 | アスミック・エース | 2009年9月26日 | 3 | 8.0 |
| 8 | あの日、欲望の大地で | 東北新社 | 2009年9月26日 | 3 | 7.5 |
| 9 | DISNEY'S クリスマス・キャロル | ディズニー | 2009年11月14日 | 5 | 7.4 |
| 10 | 引き出しの中のラブレター | 松竹 | 2009年10月10日 | 3 | 6.5 |
※「露出回数」とは、その作品に関する記事が、1週間のうちに何回登場したかをカウントした延べ露出回数です。この数値は順位には反映されません。
■太宰ブームか首位は「ヴィヨン」。ポランスキーの釈放嘆願書に署名したのは?
辛うじての首位は太宰治原作「ヴィヨンの妻」。放蕩な夫と気丈な妻の日常を描き「松たか子、浅野忠信、伊武雅刀、室井滋などの演技のアンサンブルが素晴らしく、堪能した」(朝日)、「当時の雰囲気を再現した撮影、美術、照明、衣装の細やかな仕事ぶりがいい。1950年代、市井の人々を描いた成瀬巳喜男監督の映画に似た情感が漂う」(読売)、「不況だ、格差社会だと、気詰まりな時代。しかし、世相を悲観して立ちすくむより、一歩踏み出す機会にしようと呼びかける映画だ」(毎日)、「ユーモアあふれる愛の物語だ」(東京)と太宰ブームの真打ちとなるか。僅差の2位はソクーロフが89年に監督した古典の映画化「ボヴァリー夫人」。「独特の絵画のような映像と官能的な描写が美しい」(産経)、「異形の傑作である」「好き嫌いをこえて、トンデモない映画である」(日経)、「見る者の心にヒロインの心象を強烈に焼き付ける」(読売)、「ラスト近く、巨大な棺が馬の引く霊柩車に積まれる際に響く鈍く思い音に僕は心底震撼した。これまで僕が映画で体験した中で最強の音の一つである」(朝日)と評者によっては凄まじい影響が。3位はキャメロン・ディアスが初の母親役を演じた「私の中のあなた」。難病の姉のために臓器を提供するために生まれてきた妹。2人を通して医療問題や家族の苦悩を描き「よほど脚色が巧みなのだろう」(毎日)、「別れの悲しみより、生きていることの幸せが心に残って幸福感が漂うのが嬉しい」(日経)、「母親を賢母として描くことが多いハリウッド映画の中では特異に感じられる」(東京)、「そもそも人間の命とは何か。すべては人間の尊厳の問題へと行き着く」(読売)と日本の難病ものとは問題意識が違うよう。4位は堺雅人が奇妙な結婚詐欺師を演じた吉田大八監督作「クヒオ大佐」。「クヒオと女たちの言動で見せる吉田大八監督の描写力が見物。カメラを動かさず、カットの切れで勝負したのも『これが映画の力』と思わせる」(読売)、「詐欺師の華麗なテクニックではなく、魅力的な間抜けさを描く珍しい映画になった」「クヒオが見せる珍妙なリアクションがいちいち面白い」(毎日)、「堺のトレードマークとも言うべき曖昧な笑顔も手伝って、そのとぼけた個性が映画の味になっている」(朝日)、「実在していたというから驚き」(東京)と堺の存在感が光る。
圏外ではポランスキー監督の釈放運動がヨーロッパでも広がっていることを産経新聞が。嘆願書に署名したのはベンダース、アンジェイ・ワイダ、アジャーニなど90人以上の文化人。LAタイムスは、税金のむだ遣いと地検を批難。本当にどうなる?




