- 10月6日更新

- 編集部
マスコミ注目度ランキング
| 順位 | タイトル | 配給 | 公開日 | 露出 回数 |
ポイント |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 空気人形 | アスミック・エース | 2009年9月26日 | 15 | 28.6 |
| 2 | のんちゃんのり弁 | キノフィルムズ | 2009年9月26日 | 15 | 27.2 |
| 3 | リミッツ・オブ・コントロール | ピックス | 2009年9月19日 | 4 | 10.0 |
| 4 | あの日、欲望の大地で | 東北新社 | 2009年9月26日 | 5 | 9.6 |
| 5 | シング・フォー・ダルフール | プラスヘッズ | 2009年9月19日 | 2 | 6.0 |
| 5 | ゼロの焦点(2009) | 東宝 | 2009年11月14日 | 2 | 6.0 |
| 7 | サヨナライツカ | アスミック・エース | 2010年1月23日 | 4 | 5.6 |
| 8 | 悪夢のエレベーター | 日活 | 2009年10月10日 | 2 | 4.5 |
| 9 | アルティメット2/マッスル・ネバー・ダイ | アスミック・エース | 2009年9月19日 | 2 | 4.0 |
| 9 | ドゥームズデイ | プレシディオ | 2009年9月19日 | 2 | 4.0 |
※「露出回数」とは、その作品に関する記事が、1週間のうちに何回登場したかをカウントした延べ露出回数です。この数値は順位には反映されません。
■「空気人形」僅差で首位。イルカ漁映画、上映するもTIFFに説明責任なし?
首位は是枝裕和監督の新作「空気人形」。業田良家の短編コミックを映画化、韓国人女優ペ・ドゥナが命を持ったラブドールに扮し「監督は、現代人誰もが抱える孤独を、優しい寓話として提示している」(読売)、「美しく官能的でわくわくさせられるシーンも満載だった」「ペ・ドゥナの透明感を媒介に、人の孤独感や切なさをコミカルにきめ細かく描いた逸品」(毎日)、「自分勝手な男たちにモノとして玩弄される人形の宿命を粛然と引き受けるペ・ドゥナこそ荘重な悲劇の中で輝く永遠のヒロイン、現代のリリアン・ギッシュなのだ」(朝日)、「切なく、深い余韻が残る」(東京)、「現代人の内面は“空気人形”のように空虚だ、という命題が先にありきに見えるのが興趣をそいでいる」(日経)と女優は絶賛。2位はこちらもコミック原作を緒方明監督、小西真奈美主演で映画化した「のんちゃんのり弁」。弁当屋を開くシングルマザーの奮闘を描き「挫折を味わった女性の、いわゆる自分探し。そんな物語は少々食傷気味で、価値観が合わないと、首をかしげたくなることもあるのだが、本作はそんな危惧をあっさり吹き飛ばしてくれた」(読売)、「大人になれない大人たちの背中を押してくれる人々の優しさが交じり合い、後味のさわやかな映画になった」(毎日)、「等身大の主人公を小西真奈美が溌剌と演じている」(日経)、「若者世代に深刻な不況が襲う現代、その処方せんに一端が提示されている」(東京)、「言ってみれば、東京下町版『女はつらいよ』。そんなおもしろさを感じさせるお話だ」(朝日)と手堅い印象。3位はジム・ジャームッシュの新作「リミッツ・オブ・コントロール」。ある殺し屋のストイックな日常を描き「芸術的野心と娯楽性のバランスが見事だ」(日経)、「正直言って、かなり難解」(東京)といった具合で、映評は各紙敬遠気味か。5位はバルセロナの街角のスケッチを通して世界の紛争を描く意欲作「シング・フォー・ダルフール」。「世界で起こっているさまざまな惨事に対し、私たちがいかに無関心であるか。そんな政治的なテーマを押し付けがましくなく、観客と同じ目線でとらえて現実を映し出した」(毎日)、「ダルフールなど街角ですれ違う無数の事象の一つに過ぎない……そんな現実に僕らは甘えるのか」(朝日)と映評だけでの判断は難しい。7位「サヨナライツカ」は中山美穂、12年ぶりの映画復帰が話題に。
圏外では10月に開かれる東京国際映画祭に、和歌山のイルカ漁を撮影した米映画「ザ・コーヴ」が上映されることを産経新聞が。会見に出席した依田チェアマンは話題先行とするも「(論争になっても)映画祭に責任はない。製作側と文書で確認済み」とし、選考理由についても「話す必要はない」と一蹴。さて、どうなるか。




