全米映画ランキング : 2009年5月1日~2009年5月3日

全米映画ランキング:2009年5月7日発表(毎週月曜日更新)

全米週末興行成績:2009年5月1日~2009年5月3日
(金額・順位は確定前のもの)ロイター提供

順位

先週

タイトル「邦題」/配給(日本配給)

上映週

週末の興収
(単位:$)

累計興収
(単位:$)

1 ウルヴァリン:X-MEN ZERO

X-Men Origins: Wolverine
「ウルヴァリン:X-MEN ZERO」

20th Century Fox
(20世紀フォックス映画)

1 87,000,000 87,000,000
2 ゴースト・オブ・ガールフレンズ・パスト 1 15,300,000 15,300,000
3 1 オブセッション 歪んだ愛の果て 2 12,200,000 47,000,000
4 2 セブンティーン・アゲイン

17 Again
「セブンティーン・アゲイン」

Warner Bros.
(ワーナー・ブラザース映画)

3 6,400,000 48,500,000
5 6 モンスターVSエイリアン

Monsters vs. Aliens
「モンスターVSエイリアン」

DreamWorks/Paramount
(パラマウント)

6 5,800,000 182,400,000
6 4 路上のソリスト

The Soloist
「路上のソリスト」

Dreamworks/Universal
(東宝東和)

2 5,600,000 18,100,000
7 5 アース

Earth
「アース」

Disneynature
(ギャガ・コミュニケーションズ)

2 4,200,000 21,800,000
8 3 アルティメット・ファイター 2 4,200,000 17,500,000
9 8 ハンナ・モンタナ ザ・ムービー 4 4,000,000 70,900,000
10 7 消されたヘッドライン 3 3,700,000 30,900,000

09年サマーシーズン、X-MENスピンオフ「ウルヴァリン」で開幕

07年「スパイダーマン3」、08年「アイアンマン」に続いて、09年もマーベルコミックスの映画化作品で幕を開けた全米サマーシーズン。今年はヒュー・ジャックマン主演の「ウルヴァリン:X-MEN ZERO」が約8700万ドルのオープニング興収で首位デビューを果たした。同作は原題“X-Men Origins: Wolverin”が示すように、大ヒットアクションシリーズ「X-MEN」のキャラクターそれぞれの起源が描かれるスピンオフの第1弾。今回はシリーズで最も人気のあるキャラクター、ウルバリン(ジャックマン)の過去に焦点を当て、ミュータント・ウルバリン誕生の秘密と若き日の戦いが描かれる。監督は07年のアカデミー賞外国語映画賞受賞作「ツォツィ」のギャビン・フッド。共演にリーブ・シュライバー、ライアン・レイノルズ、“ブラック・アイド・ピーズ”のウィル・アイ・アムほか。2011年には第2弾としてイアン・マッケランが演じたマグニートーのスピンオフが公開予定だとか。3年連続でマーベル作品でのサマーシーズン開幕となったが、「スパイダーマン3」(07/約1億5100万ドル)、「アイアンマン」(08年/約1億ドル)と比べるとインパクトに欠けるオープニング成績となった。初登場2位はマシュー・マコノヒー、ジェニファー・ガーナー主演の「Ghosts of Girlfriends Past」。自由を愛するプレイボーイのカメラマン(マコノヒー)が過去のガールフレンドの幽霊に取り憑かれてしまうというラブコメディ。共演にマイケル・ダグラス、アン・アーチャーほか。監督は「ミーン・ガールズ」「スパイダーウィックの謎」のマーク・ウォーターズ。今週末は「M:i:III」のJ・J・エイブラムス監督が、往年のSFシリーズを新たに映画化した「スター・トレック」が公開される。

2009年5月7日更新 藤井竜太朗

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