全米映画ランキング : 2009年4月17日~2009年4月19日

全米映画ランキング:2009年4月20日発表(毎週月曜日更新)

全米週末興行成績:2009年4月17日~2009年4月19日
(金額・順位は確定前のもの)ロイター提供

順位

先週

タイトル「邦題」/配給(日本配給)

上映週

週末の興収
(単位:$)

累計興収
(単位:$)

1 セブンティーン・アゲイン

17 Again
「セブンティーン・アゲイン」

Warner Bros.
(ワーナー・ブラザース映画)

1 24,100,000 24,100,000
2 消されたヘッドライン 1 14,100,000 14,100,000
3 3 モンスターVSエイリアン

Monsters vs. Aliens
「モンスターVSエイリアン」

DreamWorks/Paramount
(パラマウント)

4 12,900,000 162,700,000
4 1 ハンナ・モンタナ ザ・ムービー 2 12,700,000 56,100,000
5 2 ワイルド・スピード MAX 3 12,300,000 136,700,000
6 アドレナリン ハイ・ボルテージ

Crank 2: High Voltage
「アドレナリン ハイ・ボルテージ」

LionsGate/Lakeshore
(ソニー・ピクチャーズエンタテインメント)

1 6,500,000 6,500,000
7 4 オブザーブ・アンド・レポート 2 4,100,000 18,700,000
8 5 ノウイング

Knowing
「ノウイング」

Summit
(東宝東和)

5 3,500,000 73,700,000
9 6 40男のバージンロード 5 3,400,000 64,700,000
10 7 エクトプラズム 怨霊の棲む家

The Haunting in Connecticut
「エクトプラズム 怨霊の棲む家」

LionsGate
(ワーナー・ブラザース映画)

4 3,200,000 51,900,000

ザック・エフロン主演作がV。R・クロウ主演「消されたヘッドライン」は2位

3本の新作がランクインした先週末の全米ボックスオフィスは、ザック・エフロン(「ヘアスプレー」「ハイスクール・ミュージカル」)主演の「セブンティーン・アゲイン」が、オープニング興収約2400万ドルで首位デビューを果たした。同作はマシュー・ペリー扮する37歳のマイクが、突然17歳の身体(ザック・エフロン)に戻ってしまったことから起こる騒動をコミカルに描いた青春コメディ。監督は「17歳の処方箋」のバー・スティアーズ。ラッセル・クロウ扮する敏腕新聞記者がワシントンD.C.で起きた2つの殺人事件の謎に挑む「消されたヘッドライン」は2位デビュー。イギリスBBCのTVシリーズ「ステート・オブ・プレイ/陰謀の構図」(03)を「ラストキング・オブ・スコットランド」のケビン・マクドナルド監督が舞台をアメリカに置き換えて映画化。共演にベン・アフレック、レイチェル・マクアダムス、ヘレン・ミレン、ロビン・ライト・ペン、ジェフ・ダニエルズ、ジェイソン・ベイトマンほか。まずまずの評価だったが、若者を取り込めず、オープニング興収は約1410万ドルにとどまった。3位「モンスターVSエイリアン」は累計興収1億6000万ドルを突破。現時点では本年度ナンバーワン・ヒット作である。6位初登場となったのはジェイソン・ステイサム主演によるアクションスリラーの続編「アドレナリン2」。前作では毒を注射され、興奮状態を保ちながら宿敵を追った殺し屋シェブだったが、今回は心臓を人工のものにすり替えられてしまい、自らを感電させながら敵を追うというストーリーになっている。監督は前作同様、マーク・ネベルダイン&ブライアン・テイラー。最近15カ月で「ローグ アサシン」「デス・レース」「バンク・ジョブ」「トランスポーター3」、そして「アドレナリン2」と、5本のアクション映画に出演しているステイサム。さすがに少し飽きられ気味か、オープニング興収約650万ドルと低調なスタートになってしまった。今週末はジェイミー・フォックス&ロバート・ダウニー・Jr.共演の人間ドラマ「路上のソリスト」、ビヨンセ主演のサスペンスドラマ「Obsessed」などが公開される。

2009年4月20日更新 藤井竜太朗

過去のランキング