- 2008年12月30日更新

- 編集部
マスコミ注目度ランキング
| 順位 | タイトル | 配給 | 公開日 | 露出 回数 |
ポイント |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | K-20/怪人二十面相・伝 | 東宝 | 2008年12月20日 | 13 | 17.5 |
| 2 | 地球が静止する日 | 20世紀フォックス映画 | 2008年12月19日 | 16 | 17.4 |
| 3 | 永遠のこどもたち | シネカノン | 2008年12月20日 | 5 | 13.0 |
| 4 | 懺悔 | ザジフィルムズ | 2008年12月20日 | 5 | 11.2 |
| 5 | ティンカー・ベル | ディズニー | 2008年12月23日 | 6 | 10.8 |
| 6 | 英国王給仕人に乾杯! | フランス映画社 | 2008年12月20日 | 4 | 9.2 |
| 6 | ラースと、その彼女 | ショウゲート | 2008年12月20日 | 5 | 9.2 |
| 8 | 悪夢探偵2 | ムービーアイ | 2008年12月20日 | 9 | 7.9 |
| 9 | PARIS パリ | アルシネテラン | 2008年12月20日 | 4 | 6.2 |
| 10 | ご縁玉/パリから大分へ | パンドラ | 2008年12月20日 | 3 | 6.1 |
※「露出回数」とは、その作品に関する記事が、1週間のうちに何回登場したかをカウントした延べ露出回数です。この数値は順位には反映されません。
■金城「K-20」なかなかの好評で首位。アート系映画は冬の時代。
首位は金城武主演の冒険アクション「K-20」。江戸川乱歩の怪人二十面相を翻案、「ドラマ運びはやや乱暴で、見終わって驚くほど何も残らない」「さながら実写版『ルパン三世』の趣が楽しい」(毎日)、「『バットマン』『スパイダーマン』シリーズを思わせるほど。びっくり箱のような驚きと楽しさがある」(読売)、「CGを巧みに使いながら、それにのみ込まれない映像は見事」(東京)、「戦後と近未来を混ぜ合わせたようなレトロな雰囲気が楽しい娯楽活劇」(日経)と娯楽作としては合格。2位はキアヌ・リーブス主演のリメイクSF「地球が静止する日」。宇宙から謎の球体で飛来した使者と巨大ロボットの脅威を描き「新趣向は球体から放たれた光熱エネルギーで、無数のイナゴふうの虫で表現されるのが珍妙な味」(東京)、「環境破壊への批判などは今日的と言えるが、話の作りは雑だし、理屈っぽくてスペクタクルにも欠ける」(毎日)、「もう少し綿密に描いてもよかったのではないか」(読売)と、見た目は派手だが。3位は「ヘルボーイ」のギレルモ・デル・トロ製作のスパニッシュ・ホラー「永遠の子どもたち」。孤児院を開くため家族と古屋敷に越してきたラウラが味わう奇妙な体験を描き、「恐怖はこのうえなく純粋な感動へと昇華されるのだ」「女性にも、食わず嫌いせずに見てほしい」(毎日)、「デル・トロが、(監督)バヨナの才能を見込み、製作を手がけたのにも納得」(読売)、「終幕の、ラウラと子供たちの交歓は一幅の聖画である」(朝日)、「母親の強さを感じる愛の映画だ」(東京)と、哀感も同時に描かれ高い評価。4位は4半世紀を経てようやく日本公開されたグルジア映画「懺悔」。告発された独裁者を通して民主化の意味を問い「我々は何をすべきか。今は亡きテンギズ・アブラゼ監督の問いかけは深く、そして重い」(読売)、「痛ましい歴史の記憶を、人間の根源と普遍の問題としてとらえた映画史に残る一作だ」(朝日)、「黒い笑いとゾッとする恐怖を呼び起こす」(日経)。5位「ティンカー・ベル」はタレント木下優樹菜が登場したイベントが。6位はチェコ映画「英国王給仕人に乾杯」。「予期せぬ大傑作の登場である」(日経)、「(主人公)ヤンのお気に入りである花やフルーツの女体盛りなどの映像も楽しい」(毎日)、「めっぽう面白い!」(産経・中條省平氏)。
圏外では朝日新聞が冬の時代が続くアート系映画の現状を特集。カンヌのパルムドール作品でも買い手がつかない状況だがネガティブな興行側に対し、配給側は「買値が安くなりチャンス」と期待。「導く批評家・雑誌待望論」とは書き手の意見。




