- 2008年8月12日更新

- 編集部
マスコミ注目度ランキング
| 順位 | タイトル | 配給 | 公開日 | 露出 回数 |
ポイント |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | スカイ・クロラ The Sky Crawlers | ワーナー・ブラザース映画 | 2008年8月2日 | 24 | 29.0 |
| 2 | 闇の子供たち | ゴー・シネマ | 2008年8月2日 | 11 | 23.1 |
| 3 | 画家と庭師とカンパーニュ | ワイズポリシー | 2008年8月2日 | 7 | 12.6 |
| 4 | インクレディブル・ハルク | ソニー・ピクチャーズエンタテインメント | 2008年8月1日 | 12 | 12.0 |
| 5 | 崖の上のポニョ | 東宝 | 2008年7月19日 | 12 | 10.1 |
| 6 | ノルウェイの森 | 東宝 | 2010年秋 | 10 | 9.0 |
| 7 | アキレスと亀 | 東京テアトル、オフィス北野 | 2008年9月20日 | 11 | 8.1 |
| 7 | ダークナイト | ワーナー・ブラザース映画 | 2008年8月9日 | 6 | 8.1 |
| 9 | 地球でいちばん幸せな場所 | エスピーオー | 2008年8月2日 | 5 | 6.7 |
| 10 | 鳥の巣/北京のヘルツォーク&ド・ムーロン | ユーロスペース | 2008年8月2日 | 4 | 6.6 |
※「露出回数」とは、その作品に関する記事が、1週間のうちに何回登場したかをカウントした延べ露出回数です。この数値は順位には反映されません。
■「闇の子供たち」高評価。「靖国」のその後は?
首位は押井守監督の最新アニメ「スカイ・クロラ」。永遠の思春期を過ごすパイロット=キルドレたちの姿を激しい空中戦と描いた異色作。「言葉ではなく映像、とりわけ人物がまとうこまやかな気配の表現に挑み、今の若者が抱える気分に迫ろうとした」(読売)、「近作では観念的なセリフが飛び交い、無常観が漂っていたが、今回は屈折しながらも前向きな終幕を用意している」(毎日)、「世界のアニメーション表現の最先端を行く作品」(日経)、「押井流の哲学は感じられるが、『イノセンス』のような難解さはない」(東京)と押井作品の馴染みのない若年層向けか。2位は東南アジアに広がる児童人身売買の実態をショッキングに描いた、梁石日原作の映画化「闇の子供たち」。「ちまちました盆栽のような作品が大半の、近年の日本映画にあって、大地に根を張り、大胆に枝葉を伸ばすこの作品は、仰ぎ見て驚嘆するに足る」(朝日)、「日本もついに、国際的課題に正面から切り込む映画を作る時代に踏み出した。(略)そうした動きにも符合する歴史的映画と敢えていいたい」(日経)、「しっかり見て、衝撃を受けてほしい」(毎日)、「目にしたくない現実に目を向ける姿勢は、今の日本映画にとって貴重だ。(だが、いくつかの場面では)リアリティに欠けるのでは」(読売)と、日本も無関係ではない作品。3位は田舎で旧友と過ごし人生を見つめ直す画家の日常を描いたジャック・ベッケル監督の「画家と庭師とカンパーニュ」。「久しぶりにフランス映画らしい爽やかな作品」(朝日)、「自然の美しさとはかなさを見事に描き出している」(東京)、「心のおりを洗い流したい男性におすすめ」(日経)、「哀歓とほろ苦さで包み込んだ人生賛歌に、スタンディングオベーションをしたくなった」(毎日)と、人生に一息入れたい向きに。4位はエドワード・ノートンが巨大化するヒーローを演じる「インクレディブル・ハルク」。「男の憐れが物悲しく伝わる」(日経)、「知性派俳優エドワード・ノートンを主演に迎えた本作は上々の出来」(毎日)、「ハルクと変身怪物との激闘は車も飛び交う重量級の見せ場だ」(東京)、「俳優陣の演技をもっと見たかったと言えば欲張りか」(読売)と新鮮味は薄味か。
圏外では毎日新聞があの「靖国」のその後を取材。5月に封切られ7月に上映館数は40館、動員9万人、10月までに60館十数万人を見込むヒットとなったが、未だに映画館側に対する脅迫、右翼団体の宣伝活動なども行われている。被害者は出ていないものの、トラブルを嫌うシネコンでの上映は今後も難しい模様だ。




