- 2008年7月15日更新

- 編集部
マスコミ注目度ランキング
| 順位 | タイトル | 配給 | 公開日 | 露出 回数 |
ポイント |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | クライマーズ・ハイ | 東映、ギャガ・コミュニケーションズ | 2008年7月5日 | 15 | 26.9 |
| 2 | 火垂るの墓(2008) | パル企画 | 2008年7月5日 | 12 | 14.6 |
| 3 | 純喫茶磯辺 | ムービーアイ | 2008年7月5日 | 11 | 13.3 |
| 4 | 庭から昇ったロケット雲 | デスペラード | 2008年7月5日 | 6 | 12.1 |
| 5 | バックドロップ・クルディスタン | バックドロップフィルム | 2008年7月5日 | 4 | 11.1 |
| 6 | スピード・レーサー | ワーナー・ブラザース映画 | 2008年7月5日 | 9 | 10.5 |
| 7 | ゲゲゲの鬼太郎/千年呪い歌 | 松竹 | 2008年7月12日 | 5 | 9.8 |
| 8 | ホット・ファズ/俺たちスーパーポリスメン! | ギャガ・コミュニケーションズ | 2008年7月5日 | 9 | 9.6 |
| 9 | カメレオン | 東映 | 2008年7月5日 | 9 | 8.2 |
| 10 | カンフー・パンダ | アスミック・エース、角川エンタテインメント | 2008年7月26日 | 3 | 6.1 |
※「露出回数」とは、その作品に関する記事が、1週間のうちに何回登場したかをカウントした延べ露出回数です。この数値は順位には反映されません。
■「クライマーズ」「火垂る」「磯辺」と、邦画が上位を独占
85年の日航機墜落事故を巡る新聞記者たちの苦闘を描いた「クライマーズ・ハイ」が首位。横山秀夫の原作を堤真一、遠藤憲一、堺雅人ら旬なメンツが熱演、「新聞社というものが、決してやわなインテリの集合体でないことが分かり、群像ドラマのダイナミズムをたっぷり味わうことができる」(朝日)、「人と人の関係をダイナミックに映しとった、力作である」(読売)、「事故報道と人間模様の上っ面を追うばかりで、現場記者らの内面への食い込みが浅くなってしまった」(毎日)、「見終わって心に重いおりが残るようだ」(東京)と、同じ業界でありながらも、絶賛とはいかず。2位はアニメ版が知られる野坂昭如の原作を実写化した「火垂るの墓」。監督は戦後生まれながら、師である黒木和雄の遺志を継いで挑戦、「戦争を体験していなくても、確かな視点があれば、映画で語り継げることを示した力作だ」「驚きがない。原作のインパクトから抜け出せていない。ラストの甘さも気になった。今に通じる視点がほしかった」(毎日)、「抑制された品のある画面の隅々に、師匠譲りの誠実な姿勢がにじむ」(日経)、「映画は安易な涙を避け、『死』の意味を問う」(読売)と大健闘。3位は小金を掴み無謀にも喫茶店を開店した気まぐれな中年男と、彼を心配するしっかり者の娘、そして店を取り巻く人々を描く「純喫茶磯辺」。「たっぷり笑えて心にしみる」(読売)、「サラッと軽快な人情喜劇」(日経)、「きちんとしたドラマがあり、ホロリとさせられる場面も」(東京)、「人間の恥ずかしい部分をとことん見つめ、その先に愛おしさを感じさせてしまう監督の手腕が光っている」(毎日)。4位は私財を注ぎ込み自家製ロケットに没頭する農夫をビリー・ボブ・ソーントンが演じた「庭から昇ったロケット雲」。「荒唐無稽な物語を大人のおとぎ話として見せる嘘のつき方は今ひとつ」(毎日)、「地味でスローな展開だが、あり得そうもない話で観客に夢を見させてくれる」(日経)、「穏やかな語り口なので、違和感はそれほどない」(読売)と大人向けファンタジー。5位はクルド人難民の一家を、25歳の監督が精力的に追ったドキュメンタリー「バックドロップ・クルディスタン」。「監督の突き抜けた行動力は、他者と出会って自分の無力さを発見する過程を映し出し、思わぬ感慨をもたらすのだ」(毎日)、「難民ってなに? という素朴な疑問から出発した熱い記録映画だ」(日経)。今月の朝日新聞「銀の街から」は「ダサイ店に集う『欠けた』人々』という見出しで「純喫茶磯辺」。




