- 2008年4月29日更新

- 編集部
マスコミ注目度ランキング
| 順位 | タイトル | 配給 | 公開日 | 露出 回数 |
ポイント |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 靖国 YASUKUNI | ナインエンタテインメント、アルゴ・ピクチャーズ | 2008年5月3日 | 29 | 57.5 |
| 2 | 銀幕版 スシ王子!/ニューヨークへ行く | ワーナー・ブラザース映画 | 2008年4月19日 | 12 | 15.8 |
| 3 | 大いなる陰謀 | 20世紀フォックス映画 | 2008年4月18日 | 7 | 13.7 |
| 4 | 譜めくりの女 | カフェグルーヴ、トルネード・フィルム | 2008年4月19日 | 6 | 13.2 |
| 5 | ゼア・ウィル・ビー・ブラッド | ディズニー | 2008年4月26日 | 3 | 10.5 |
| 6 | 王妃の紋章 | ワーナー・ブラザース映画 | 2008年4月12日 | 4 | 8.5 |
| 7 | スパイダーウィックの謎 | パラマウント | 2008年4月26日 | 4 | 8.4 |
| 8 | 山桜 | 東京テアトル | 2008年5月31日 | 5 | 7.4 |
| 9 | チェスト! | ティ・ジョイ | 2008年4月19日 | 8 | 7.3 |
| 10 | 映画クレヨンしんちゃん/ちょー嵐を呼ぶ 金矛(きんぽこ)の勇者! | 東宝 | 2008年4月19日 | 7 | 6.9 |
※「露出回数」とは、その作品に関する記事が、1週間のうちに何回登場したかをカウントした延べ露出回数です。この数値は順位には反映されません。
■「靖国」強し。「スシ王子」「大いなる陰謀」が予想を上回る評価
やはり「靖国」が首位。この週は「映画『靖国』と表現の自由を考えるシンポジウム」が14日に、右翼活動家向けの試写が18日に組まれ、また、来月3日の劇場公開が決定したことなどをそれぞれ各紙がレポート。毎日は3回、「筋違いの〈靖国〉上映中止問題」と題し中止はナンセンスと主張。朝日も3回、社説で「社会に、懐の深さを」と題し「芸術・文化を見る目としては、幅と奥行きがなさすぎる」と反日と決めつける姿勢を批判。日経も3回、「物言えぬ空気断ち切る時」として政治家の自覚を促すコラムを編集委員が。産経は4回、「助成金の適否を検証せよ」と社説、論説委員のコラムで「一連の騒動が格好の宣伝になったことだけは確かだ。してやったり。そんな高笑いがどこかから聞こえそうである」と結んだ。読売も4回、「基礎から分かる映画『靖国』問題」として約半ページを割き初の総ざらいと、映画監督・是枝裕和がコラムで「映画が偏向しているかどうかの議論は公開後に、私たちが行うべきもの」とした。東京は最多の8回、「表現の自由危うく、メディア全体に関わる問題」「日本文化の成熟度を測る試金石」と上映推進に熱い。さていよいよ劇場公開も決まり、さらに議論を呼ぶかどうかに注目したい。2位は堤幸彦監督、堂本光一主演のスシ空手アクション「スシ王子」。舞台挨拶などでジャニーズ人気が紙面を独占、映画評は「スシがどれもまずそう」(日経)、「休みに一家そろって笑える」(東京)、「食わず嫌いは返上しまずは一口」(毎日)、「ナンセンスもここまで徹底すると、見事」(読売)と流行の脱力系。3位はトム・クルーズ主演の政治サスペンス「大いなる陰謀」。「アメリカの言論界のあり方についての切実な自己批判」(朝日)、「ポスト911を題材にしたハリウッド映画のなかでは、最もメッセージ色の濃い社会派の問題作」(東京)、「若者たちに奮起を促す作り手の気概は十分伝わってくる」(読売)。4位はクラシック音楽界を題材にした心理スリラー「譜めくりの女」。「際立つ妄執の怖さ」(朝日)、「物静かな少女がやがて復讐へ」(東京)、「静かに追いつめる怖さ」(読売)と2人の仏女優の熱演も見もの。シンクレアの社会主義小説「石油!」を原作にP・T・Aが監督した「ゼア・ウィル~」が5位。「監督は苦々しい絶望を提示」「ジョニー・グリーンウッドの音楽が、恐ろしくも素晴らしい」「荒々しく不穏な傑作」(毎日)、「手ごたえの実に重い、当節珍重すべき秀作である」(朝日)と隙がない。




