- 2008年3月18日更新

- 編集部
マスコミ注目度ランキング
| 順位 | タイトル | 配給 | 公開日 | 露出 回数 |
ポイント |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | ダージリン急行 | 20世紀フォックス映画 | 2008年3月8日 | 12 | 17.3 |
| 2 | 映画 クロサギ | 東宝 | 2008年3月8日 | 12 | 14.5 |
| 3 | 接吻 | ファントム・フィルム | 2008年3月8日 | 9 | 13.7 |
| 4 | ノーカントリー | パラマウント、ショウゲート | 2008年3月15日 | 4 | 12.5 |
| 5 | 犬と私の10の約束 | 松竹 | 2008年3月15日 | 6 | 10.8 |
| 6 | バンテージ・ポイント | ソニー・ピクチャーズエンタテインメント | 2008年3月8日 | 6 | 9.6 |
| 7 | デトロイト・メタル・シティ | 東宝 | 2008年8月23日 | 2 | 7.9 |
| 8 | 黒い土の少女 | Sponge Ent. | 2008年3月8日 | 5 | 7.8 |
| 9 | フレフレ少女 | 松竹 | 2008年10月11日 | 3 | 7.4 |
| 9 | 魔法にかけられて | ディズニー | 2008年3月14日 | 6 | 7.4 |
※「露出回数」とは、その作品に関する記事が、1週間のうちに何回登場したかをカウントした延べ露出回数です。この数値は順位には反映されません。
■「ダージリン」が首位。ドキュメント「靖国」に議論百出
ウェス・アンダーソン最新監督作「ダージリン急行」が首位。疎遠だった3人兄弟がインドに旅に出て絆を取り戻す物語。「決して重苦しくはならず、オシャレで妙に面白く、温かな仕上がり」(東京)、「はぐらかしの連続はこの監督のおはこで、3兄弟の珍道中にとぼけた味」(日経)、「知らぬうちに、愛すべきだめ男たちに肩入れし、幸福な気分で旅の終わりを見届ければいい」(読売)、「その旅は宝石箱のように美しく、びっくり箱のように驚きに満ち、箱庭のように端正で、そして完璧に閉じている」(朝日)と監督独自の美学再び。2位は人気コミックスの原作、ドラマシリーズの映画版「クロサギ」。「映画ならではの醍醐味は見いだせなかった」(毎日)、「やや散漫な感じ」「続編に期待」(東京)と辛目。3位は万田邦敏監督の新作「接吻」。テレビに映った殺人犯に恋したOLの狂気を描き「古今東西、キスを描いた映画は無数にあるが、これほど激烈な接吻シーンはあるまい」(朝日)、「ただならぬ緊張感が全編を貫くギリギリと胸を締めつける心理劇」「小池栄子が素晴らしい」(日経)、「孤独な人間が愛の究極へと突き進む様子を描いた圧倒的な映画」(読売)と各紙絶賛。4位はアカデミー賞の主役となったコーエン兄弟「ノーカントリー」。「目もくらむ興奮に満ち、監督自身も物語る快感に酔っている風情」「暴力の前に茫然と立ち尽くす人間を描き、哲学の領域に踏み込んだ作品」(毎日)、そして朝日新聞「銀の街から」でも取り上げられた。5位「犬と私の10の約束」は毎日新聞社の出資作品。同紙を中心に記事が露出してこの順位。映画評は特になし。6位はひとつの事件を8つの視点で描く「バンテージ・ポイント」。「にたようなフラッシュバックが8回続くのは興ざめ」(日経)、「リワインドにややしつこさ」(東京)、「もう少し、ドラマに厚みが欲しかった」(読売)と厳しい声も。「デトロイト・メタル・シティ」は主演松山ケンイチのメイクが話題に。
圏外では、ドキュメンタリー映画「靖国 YASUKUNI」を巡る話。自民党ら一部議員が公開前の試写を配給会社側に要請。それにより全議員を対象とした試写が行われたが、その後も「事実上の検閲」「反日的な作品になぜ文化庁の助成金が」「文化庁の推薦を受けているような誤解を生みやすい」など、国会でも取り上げられる程。都内では拡大公開だけに、話題性はこれで十分だが。




