全米映画ランキング : 2007年7月13日~2007年7月15日

全米映画ランキング:2007年7月17日発表(毎週月曜日更新)

全米週末興行成績:2007年7月13日~2007年7月15日
(金額・順位は確定後のもの)ロイター提供

順位

先週

タイトル「邦題」/配給(日本配給)

上映週

週末の興収
(単位:$)

累計興収
(単位:$)

1 ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団 1 77,400,000 140,000,000
2 1 トランスフォーマー 2 36,000,000 222,900,000
3 2 レミーのおいしいレストラン 3 18,000,000 143,000,000
4 3 ダイ・ハード4.0

Live Free or Die Hard
「ダイ・ハード4.0」

20th Century Fox
(20世紀フォックス映画)

3 10,800,000 102,900,000
5 4 ライセンス・トゥ・ウェディング

License to Wed
「ライセンス・トゥ・ウェディング」

Warner Bros.
(ワーナー・ブラザース映画)

2 7,400,000 30,500,000
6 6 1408号室

1408
「1408号室」

Dimension/MGM
(ムービーアイ)

4 5,000,000 62,200,000
7 5 エバン・オールマイティ 4 4,900,000 87,800,000
8 7 無ケーカクの命中男 ノックトアップ 7 3,600,000 138,100,000
9 9 シッコ

Sicko
「シッコ」

LionsGate/Weinstein
(ギャガ・コミュニケーションズ、博報堂DYメディアパートナーズ)

4 2,600,000 15,800,000
10 10 オーシャンズ13

Ocean's Thirteen
「オーシャンズ13」

Warner Bros.
(ワーナー・ブラザース映画)

6 1,900,000 112,400,000

「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」が首位デビュー

今週の全米ボックスオフィスは、日本でも14日からの3連休で先行上映が行われた「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」が水曜日からの公開5日間で約1億4000万ドル、週末3日間で約7700万ドルを稼ぎ出す好成績で、見事首位デビューを飾った。この5日間の成績は04年の7月に「スパイダーマン2」が叩きだした約1億5240万ドルに次ぐ2番目の成績で、シリーズ初の水曜日公開が成功したことを物語っている。また北米以外でも44カ国で公開され約1億9300万ドルを稼ぎ、5日間の全世界興収を約3億3300万ドルとしている。シリーズ中最長と言われている小説を、シリーズ最短の2時間20分弱に映画化した本作だが、批評もまずまずで今後の成績も期待できそう。監督はイギリスTV界出身のデビッド・イェーツ。2位「トランスフォーマー」は13日間の累計で2億2300万ドルの興収。3億ドル突破も十分可能な位置につけている。4位「ダイ・ハード4.0」は3週目にして1億ドル突破。シリーズ記録の「ダイ・ハード2」(90年・約1億1700万ドル)は上回りそう。来週は88年製作のジョン・ウォーターズ監督による同名コメディをジョン・トラボルタ、ミシェル・ファイファー主演でリメイクした「Hairspray」、アダム・サンドラーの新作コメディ「I Now Pronounce You Chuck and Larry」が公開される。

2007年7月17日更新 藤井竜太郎

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