国内映画ランキング : 2007年1月27日~2007年1月28日

映画ランキング : 2007年1月30日発表(毎週火曜更新)

全国週末興行成績:2007年1月27日~2007年1月28日 (全国動員集計)興行通信社提供

順位

先週

作品

メイン館

上映週

1

どろろ

配給:東宝

有楽座ほか東宝系 1
2

幸せのちから

配給:ソニー

日比谷スカラ座ほか東宝系 1
3 2

マリー・アントワネット

配給:東宝東和/ 東北新社

日劇3ほか東宝系 2
4 1

ディパーテッド

配給:ワーナー

サロンパス・ルーブル 丸の内ほか松竹・東急系 2
5 6

それでもボクはやってない

配給:東宝

シャンテシネほか東宝系 2
6 3

硫黄島からの手紙

配給:ワーナー

丸の内ピカデリー1ほか 松竹・東急系 8
7 4

愛の流刑地

配給:東宝

日劇2ほか東宝系 3
8 5

モンスター・ハウス

配給:ソニー

みゆき座ほか東宝系 3
9 8

僕は妹に恋をする

配給:東芝

恵比寿ガーデンシネマほか 2
10

あなたを忘れない

配給:ソニー

渋谷東急ほか松竹・東急系 1

※ファーストラン時点

大ヒット「どろろ」が首位、「幸せのちから」が大健闘の2位

手塚治虫の原作を、妻夫木聡と柴咲コウ主演で映画化した「どろろ」が見事なスタートを切った。公開2日間の成績は、動員が約33万5800人、興収で4億5300万円というもので、最終的には40億円近辺まで到達する可能性がある。正月の時期、くすぶっていた東宝作品であるが、「愛ルケ」「それボク」のクリーンヒットを経て、今年最初のホームラン級の当たりが飛び出した。ちなみに今作はTBS出資作品。2位、ソニー・ピクチャーズ配給の「幸せのちから」も長打クラスのヒットである。公開2日間で動員26万800人、興収3億4900万円という数字は、前週公開された「マリー・アントワネット」の123%に匹敵するという。平日も稼働率が高く、最終的には興収20億円以上が確実だ。ウィル・スミス来日時、安倍首相と会った際の大量パブリシティも効いている。以下、前週首位の「ディパーテッド」が4位に落ち、「マリー・アントワネット」と順番が入れ替わった。新作ではもう1本、大久保駅での韓国人学生の事件を映画化した「あなたを忘れない」が10位に滑り込み。イ・ビョンホンの「夏物語」と松竹の「幸福な食卓」は残念ながら圏外からのスタートとなった。

2007年1月30日更新 駒井尚文

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