全米映画ランキング : 2006年11月17日~2006年11月19日

全米映画ランキング:2006年11月21日発表(毎週月曜日更新)

全米週末興行成績:2006年11月17日~2006年11月19日
(金額・順位は確定後のもの)

順位

先週

タイトル「邦題」/配給(日本配給)

スクリーン数

上映週

週末の興収
(単位:$)

累計興収
(単位:$)

1

Happy Feet
「ハッピーフィート」

Warner Bros.
(ワーナー)

3,804 1 41,533,432 41,533,432
2

Casino Royale
「007/カジノ・ロワイヤル」

Columbia/MGM
(ソニー)

3,434 1 40,833,156 40,833,156
3 1

Borat: Cultural Learnings of America for Make Benefit Glorious Nation of Kazakhstan

20th Century Fox
(フォックス)

2,611 3 14,602,874 90,757,366
4 2

The Santa Clause 3: The Escape Clause

Walt Disney

3,359 3 8,302,661 51,704,119
5 4

Stranger Than Fiction

Columbia

2,270 2 6,605,197 22,905,344
6 3

Flushed Away
「マウス・タウン/ロディとリタの大冒険」

DreamWorks/Aardman
(アスミック)

3,307 3 6,596,962 48,588,533
7 5

Saw III
「ソウ3」

Lions Gate/Twisted
(アスミック)

1,942 4 2,916,062 74,968,353
8 6

Babel
「バベル」

Paramount Vantage
(ギャガ)

1,251 4 2,904,642 12,016,104
9 7

The Departed
「ディパーテッド」

Warner Bros.
(ワーナー)

1,611 7 2,585,402 113,841,430
10

8 FILMS TO DIE FOR

After Dark

488 1 2,310,680 2,310,680

「ハッピーフィート」「007/カジノ・ロワイヤル」が1、2位

感謝祭シーズンを迎えた全米ボックスオフィス。今週はイライジャ・ウッド、ニコール・キッドマン、ヒュー・ジャックマン、ロビン・ウィリアムスら豪華スターが声優を務めたアニメ「ハッピーフィート」が首位に立った。南極を舞台に、歌って踊れるペンギンたちが活躍するコメディで、3日間のオープニングは約4150万ドル。昨年同時期の「ハリポタ4」の成績(約1億200万ドル)と比べると大分控えめだが、まずまずの出足だ。監督は「マッドマックス」シリーズ、「ベイブ」のジョージ・ミラー。そして、僅差で首位デビューを逃したのが、007シリーズ第21作「007/カジノ・ロワイヤル」。3日間の興収は約4080万ドル。前作「ダイ・アナザー・デイ」のオープニング成績4700万ドルには及ばなかったものの、こちらもまずまずの成績。脚本に「クラッシュ」のポール・ハギスを迎えて、新たな気持ちで臨んだ007誕生秘話は批評家からも好評だ。全米では過去最高の1億6000万ドルを稼ぎ出した前作にどこまで迫れるか? 監督は第17作「ゴールデンアイ」以来の再登板となったマーティン・キャンベル。10位の「8 FILMS TO DIE FOR」は全米35都市約500館で8作品が公開された3日間限りのホラー映画フェスティバル。来週はジェリー・ブラッカイマー製作×トニー・スコット監督×デンゼル・ワシントン主演のアクションスリラー「デジャヴ」、エミリオ・エステベス初監督で、68年ロサンゼルスのロバート・ケネディ上院議員暗殺を描いた群像劇「ボビー」が公開される。

2006年11月21日更新 藤井竜太郎

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