全米映画ランキング : 2006年8月11日~2006年8月13日

全米映画ランキング:2006年8月15日発表(毎週月曜日更新)

全米週末興行成績:2006年8月11日~2006年8月13日
(金額・順位は確定後のもの)

順位

先週

タイトル「邦題」/配給(日本配給)

スクリーン数

上映週

週末の興収
(単位:$)

累計興収
(単位:$)

1 1

Talladega Nights: The Ballad of Ricky Bobby

Columbia

3,807 2 22,126,226 90,343,184
2

Step Up
「ステップ・アップ」

Touchstone (エイベックス、松竹)

2,467 1 20,659,573 20,659,573
3

World Trade Center
「ワールド・トレード・センター」

Paramount
(UIP)

2,957 1 18,730,762 26,531,879
4 2

Barnyard: The Original Party Animals

Paramount

3,311 2 9,701,882 33,717,980
5

Pulse

Dimension/Weinstein

2,323 1 8,203,822 8,203,822
6 3

Pirates of the Caribbean: Dead Man's Chest
「パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト」

Walt Disney
(ブエナビスタ)

2,941 6 7,237,927 392,431,781
7 4

Miami Vice
「マイアミ・バイス」

Universal
(UIP)

2,659 3 4,706,430 55,271,380
8 5

The Descent
「ディセント」

Lions Gate
(エイベックス、トルネード)

2,095 2 4,616,462 17,543,574
9

Zoom

Revolution/Columbia

2,501 1 4,510,408 4,510,408
10 7

Monster House

Columbia

2,434 4 3,285,771 63,663,488

「タラデーガ・ナイツ」V2。「ワールド・トレード・センター」は3位

4本の新作がランクインした今週の全米ボックスオフィス。先週に引き続き、首位に立ったのはウィル・フェレル主演の「タラデーガ・ナイツ」。週末の興収が約2200万ドルで、累計では約9000万ドルを突破。最終的には、1億4000万ドルあたりか? 2位にはティーン向けの「ステップ・アップ」。不良青年がダンスに目覚める姿を描く青春ドラマだが、オープニング興収約2000万ドルと業界の予想を大きく上回る好スタートとなった。主演は 「コーチ・カーター」のチャニング・テイタム、監督はアン・フレッチャー。そして3位に入ったのが、オリバー・ストーン監督が9・11事件で最も象徴的な被害を受けたニューヨークの世界貿易センタービルから生還した2人の警察官の実話を映画化した「ワールド・トレード・センター」。9日水曜日に公開され、大きな話題となったが、水曜から5日間の累計で約2650万ドルとそれほど振るわなかった。ただ、批評は概ね好評で、9月11日にかけてしばらくベスト10圏内に居座りそう。主演はニコラス・ケイジと「クラッシュ」のマイケル・ペーニャ。その他、5位には黒沢清監督のホラー「回路」をハリウッドでリメイクした「Pulse」、9位にはティム・アレン主演のファミリードラマ「ズーム」が入った。また、6位の「パイレーツ2」は昨年のナンバーワンヒット「スター・ウォーズ エピソード3」を抜いて全米歴代7位となり、4億ドルまであと約750万ドルに迫っている。

2006年8月15日更新 藤井竜太郎

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