全米映画ランキング : 2006年7月28日~2006年7月30日

全米映画ランキング:2006年8月1日発表(毎週月曜日更新)

全米週末興行成績:2006年7月28日~2006年7月30日
(金額・順位は確定後のもの)

順位

先週

タイトル「邦題」/配給(日本配給)

スクリーン数

上映週

週末の興収
(単位:$)

累計興収
(単位:$)

1

Miami Vice
「マイアミ・バイス」

Universal
(UIP)

3,021 1 25,723,815 25,723,815
2 1

Pirates of the Caribbean: Dead Man's Chest
「パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト」

Walt Disney
(ブエナビスタ)

3,834 4 20,606,578 358,485,761
3

John Tucker Must Die

20th Century Fox

2,560 1 14,276,534 14,276,534
4 2

Monster House

Columbia

3,553 2 11,663,308 44,035,290
5

The Ant Bully
「アント・ブリー」

Warner Bros.
(ワーナー)

3,050 1 8,432,465 8,432,465
6 3

Lady in the Water
「レディ・イン・ザ・ウォーター」

Warner Bros.
(ワーナー)

3,235 2 7,144,275 32,203,657
7 4

You, Me and Dupree

Universal

2,820 3 7,106,280 59,119,020
8 5

Little Man

Revolution/Columbia

2,175 3 5,124,245 50,187,262
9 9

The Devil Wears Prada
「プラダを着た悪魔」

20th Century Fox
(フォックス)

1,778 5 4,673,346 106,561,887
10 7

My Super Ex-Girlfriend

20th Century Fox

2,702 2 4,096,933 16,751,286

「マイアミ・バイス」が首位デビュー。「パイレーツ2」は歴代11位に

今週の全米ボックスオフィスは、3週連続で首位を突っ走っていた「パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト」を引きずり落とし、「ヒート」「コラテラル」のマイケル・マン監督が2億ドル以上かけて作り上げた新作「マイアミ・バイス」が首位となった。「マイアミ・バイス」は、80年代に一世を風靡したTVドラマを、当時製作総指揮を務めていたマイケル・マン自身がリメイク。TVドラマが持っていた陽気な雰囲気は殆ど無くなり、近年のマイケル・マン監督のスタイルそのままに2人の麻薬潜入捜査官(コリン・ファレル、ジェイミー・フォックス)の活躍がハードかつスタイリッシュに描かれている。約2500万ドルのオープニング興収は04年の同時期にトム・クルーズ主演で公開された「コラテラル」とほぼ同じ成績。「コラテラル」の最終興収がおよそ1億ドルだったため、今回も同程度は稼ぎたい。2位の「パイレーツ2」は今週も2000万ドルの興収。全米歴代では11位まで順位を上げてきている。3位に入ってきた新作はティーン向けのコメディ「ジョン・タッカー・マスト・ダイ」。プレイボーイであるジョン・タッカーに振られたかつてのガールフレンドたちが結束してジョン・タッカーに復讐するというストーリー。監督は「ドクター・ドリトル」のベティ・トーマス。ワーナーの子供向けアニメ「アント・ブリー」は5位デビューと不発に終わった。

2006年8月1日更新 藤井竜太郎

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