全米映画ランキング : 2006年3月24日~2006年3月26日

全米映画ランキング:2006年3月28日発表(毎週月曜日更新)

全米週末興行成績:2006年3月24日~2006年3月26日
(金額・順位は確定後のもの)

順位

先週

タイトル「邦題」/配給(日本配給)

スクリーン数

上映週

週末の興収
(単位:$)

累計興収
(単位:$)

1

Inside Man
「インサイド・マン」

Universal
(UIP)

2,818 1 28,954,945 28,954,945
2 1

V for Vendetta
「Vフォー・ヴェンデッタ」

Warner Bros.
(ワーナー)

3,365 2 12,338,402 46,205,949
3

Stay Alive

Hollywood Pictures

2,623 1 10,726,406 10,726,406
4 2

Failure to Launch

Paramount

3,202 3 10,462,474 63,537,895
5 3

The Shaggy Dog

Walt Disney

3,501 3 9,035,928 47,823,278
6 4

She's the Man

DreamWorks

2,631 2 7,296,562 20,344,197
7

Larry the Cable Guy: Health Inspector

Lions Gate Films

1,710 1 6,922,767 6,922,767
8 5

The Hills Have Eyes

Fox Searchlight

2,461 3 4,386,566 35,717,166
9 7

Eight Below
「南極物語」

Walt Disney
(ブエナビスタ)

2,101 6 2,718,343 77,137,940
10 6

16 Blocks

Warner Bros.

2,066 4 2,160,379 34,004,226

デンゼル主演&スパイク・リー監督の新作「インサイド・マン」が首位

デンゼル・ワシントン、クライブ・オーウェン、ジョディ・フォスターという当代きっての映画スターが競演し、ベテラン監督スパイク・リーが初めて商業映画に徹した「インサイド・マン」が、約2880万ドルを稼ぎだし、首位に立った。同作はクライブ・オーウェン扮するプロの銀行強盗と、デンゼル扮するニューヨーク市警の刑事の行き詰まる対決を描いた犯罪サスペンス。デンゼル主演作としては過去最高のオープニング成績で、10作目のナンバーワンヒット。そしてデンゼル&リーのコンビでも「マルコムX」「ラストゲーム」といった過去のナンバーワン作品を抜いて過去最高のヒットとなった。批評家受けも概ね良好で、息の長い興行が期待出来そうだ。2位は先週首位の「Vフォー・ヴェンデッタ」。2週目は、前週の50%割れで累計約4700万ドル。1億ドル突破はかなり厳しくなってきた。3位に入ってきた「ステイ・アライブ」はブエナビスタ系列のハリウッド・ピクチャーズが久々にリリースした新作。「ステイ・アライブ」と呼ばれるTVゲームをプレイした人間がゲームの中で死ぬとリアルでも死んでしまうという子供向けホラー。監督は新鋭ウィリアム・ブレント・ビル。7位の「ラリー・ザ・ケーブルガイ/ヘルス・インスペクター」は人気コメディアン、ラリー・ザ・ケーブルガイの馬鹿コメディ。

2006年3月28日更新 藤井竜太郎

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