全米映画ランキング : 2005年11月18日~2005年11月20日

全米映画ランキング:2005年11月22日発表(毎週月曜日更新)

全米週末興行成績:2005年11月18日~2005年11月20日
(金額・順位は確定後のもの)

順位

先週

タイトル「邦題」/配給(日本配給)

スクリーン数

上映週

週末の興収
(単位:$)

累計興収
(単位:$)

1

Harry Potter and the Goblet of Fire
「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」

Warner Bros.
(ワーナー)

3,858 1 102,335,066 102,335,066
2

Walk the Line
「ウォーク・ザ・ライン/君につづく道」

20th Century Fox/Sony Pictures
(フォックス)

2,961 1 22,347,341 22,347,341
3 1

Chicken Little
「チキン・リトル」

Walt Disney
(ブエナビスタ)

3,514 3 14,711,378 99,093,096
4 3

Derailed

The Weinstein Company

2,447 2 6,506,669 21,817,607
5 2

Zathura
「ザスーラ」

Columbia
(ソニー)

3,232 2 5,133,592 20,316,508
6 5

Jarhead
「ジャーヘッド」

Universal
(UIP)

2,413 3 4,753,335 54,280,420
7 4

Get Rich or Die Tryin'

Paramount

1,666 2 4,420,706 24,547,483
8 6

Saw II
「ソウ2」

Lions Gate
(アスミック)

2,257 4 3,961,863 79,918,817
9 7

The Legend of Zorro
「レジェンド・オブ・ゾロ」

Columbia
(松竹/ブエナビスタ)

2,150 4 2,355,095 42,840,410
10 10

Pride and Prejudice
「プライドと偏見」

Focus
(UIP)

221 2 2,141,554 6,000,723

「炎のゴブレット」シリーズ最高、怒濤のオープニング

サンクスギビング前の週末、「ハリー・ポッター」シリーズ4作目「炎のゴブレット」が、オープニング3日間で1億233万ドル超という凄まじい興収を稼ぎ出した。過去3作は「アズカバンの囚人」が9369万ドル、「秘密の部屋」が8836万ドル、「賢者の石」が9029万ドルという成績なので、今回がシリーズ最高のオープニング記録ということになる。これは「スパイダーマン」「スター・ウォーズ エピソード3」「シュレック2」に続く、全米歴代4位の記録でもある。さらには、11月公開作品の中では歴代最高、さらにワーナー・ブラザース作品の中で歴代最高、そして、同時公開されているIMAX版が、同フォーマットでの歴代最高のオープニング記録とのこと。4作目にしてこれほどパワフルなシリーズも画期的だ。2位には、伝説のカントリー歌手ジョニー・キャッシュの生涯を描いた「ウォーク・ザ・ライン」がランクイン。キャッシュ役はホアキン・フェニックス、その妻役にリース・ウィザースプーンが扮しているが、この2人は生前のキャッシュと妻に指名されてのキャスティングだという。監督は「17歳のカルテ」のジェームズ・マンゴールド。2961スクリーンで2240万ドルという興収は、昨年同時期の「レイ」と同等のオープニング記録。果たしてオスカーに絡んで来られるか?

2005年11月22日更新 藤井竜太郎

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