全米映画ランキング : 2005年6月17日~2005年6月19日

全米映画ランキング:2005年6月21日発表(毎週月曜日更新)

全米週末興行成績:2005年6月17日~2005年6月19日
(金額・順位は確定後のもの)

順位

先週

タイトル「邦題」/配給(日本配給)

スクリーン数

上映週

週末の興収
(単位:$)

累計興収
(単位:$)

1

Batman Begins
「バットマン・ビギンズ」

Warner Bros.
(ワーナー)

3,858 1 48,745,440 72,896,986
2 1

Mr.& Mrs.Smith
「Mr.&Mrs. スミス」

Fox
(東宝東和)

3,451 2 26,037,023 96,697,986
3 2

Madagascar
「マダガスカル」

Dreamworks
(アスミック・エース)

3,533 4 10,737,325 146,831,846
4 3

Star Wars: Episode III - Revenge of the Sith
「スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐」

Fox
(フォックス)

2,923 5 10,038,498 348,140,685
5 4

The Longest Yard

Paramount
(ソニー)

3,312 4 8,239,853 132,144,471
6 5

The Adventures of Sharkboy and Lavagirl in 3-D

Dimension Films

2,655 2 6,692,907 24,015,408
7 6

Cinderella Man
「シンデレラマン」

Universal
(ブエナビスタ)

2,610 3 5,572,285 43,893,695
8

The Perfect Man

Universal

2,087 1 5,300,980 5,300,980
9 7

The Sisterhood of the Traveling Pants

Warner Bros.

2,206 3 3,127,232 30,160,110
10 8

The Honeymooners

Paramount

1,912 2 2,648,330 9,551,584

「バットマン・ビギンズ」好発進。「ハウル~」は拡大公開

今までのシリーズとは趣を異にし、新たなバットマンの世界を作り上げたクリストファー・ノーラン監督の「バットマン・ビギンズ」が初登場で首位。公開5日間で約7200万ドル、週末3日間で約4800万ドルという好スタートで、批評家受けも良く、内容的にはシリーズ中ベストの声もあがっている。だが、02年の「スパイダーマン」(公開3日間の興収1億1400万ドル)、03年「X-MEN2」(同じく8500万ドル)のような爆発的な勢いはない。新バットマン/ブルース・ウェインを演じるクリスチャン・ベール以下、執事アルフレッドにマイケル・ケイン、ゴードン刑事にゲイリー・オールドマンなど、主要キャストはほぼイギリス俳優で固められている。2位には先週首位の「Mr.&Mrs.スミス」。先週末も2600万ドル近くを稼ぎ、累計で約9700万ドルの興収。1億5000万ドル以上稼ぐのは確実だろう。4位「シスの復讐」は現在、累計3億4800万ドルで全米歴代11位。10位は3億5700万ドルの「ジュラシック・パーク」(93)なので、全米歴代のベスト10入りは確実となっている。8位に初登場となったのはヒラリー・ダフ主演のティーン向けラブストーリー「ザ・パーフェクト・マン」。そして、圏外14位には17日より36館から202館へ拡大公開となった宮崎アニメ「ハウルの動く城」。思いのほか苦戦を強いられている模様。

2005年6月21日更新 藤井竜太郎

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