国内映画ランキング : 2005年4月30日~2005年5月1日

映画ランキング : 2005年5月3日発表(毎週火曜更新)

全国週末興行成績:2005年4月30日~2005年5月1日 (全国動員集計)興行通信社提供

順位

先週

作品

メイン館

上映週

1 1

コンスタンティン

配給:ワーナー

丸の内ピカデリー1ほか松竹・東急系 3
2 4

名探偵コナン 水平線上の陰謀<ストラテジー>

配給:東宝

有楽座(ニュー東宝シネマ改め)ほか東宝系 4
3 2

Shall we Dance? <シャル・ウィ・ダンス?>

配給:ギャガ・コミュニケーションズ

日劇1ほか東宝系 2
4 3

クレヨンしんちゃん/伝説を呼ぶブリブリ3分ポッキリ大進撃

配給:東宝

日劇2ほか東宝系 3
5 7

マスク2

配給:ギャガ/東映

丸の内TOEI1ほか東映系 3
6 5

ハイド・アンド・シーク 暗闇のかくれんぼ

配給:フォックス

日比谷スカラ座ほか東宝系 2
7 6

ふたりはプリキュア マックスハート

配給:東映

T・ジョイ大泉ほか 3
8 9

甘い人生

配給:ヘラルド

新宿武蔵野館ほか 2
9 8

コックリさん

配給:ブエナビスタ

丸の内プラゼールほか松竹・東急系 2
10 10

真夜中の弥次さん喜多さん

配給:アスミック・エース

シネマライズほか 5

※ファーストラン時点

「コンスタンティン」がV3。「コナン」が再浮上

ゴールデン・ウィークに突入。今年はカレンダーの並びが良いせいだろう、国内旅行や(中国を除く)海外旅行に出かける人が多いのが実感できる。一方、我らが映画界はと言えば、番組の並びがどうにもパンチ力に欠けている。3週連続首位の「コンスタンティン」は、作品の内容がややマニアックなせいか、観客が満足している感じがあまりしないし、2ランクアップで気を吐く「コナン」にしても、特に新味は覚えない。「Shall we Dance?」は若者に弱いが、夫婦50割引で取り返しているようだ。そんな中、ちょっとした異変を醸し出しているのが東映系の2作、「ふたりはプリキュア」「マスク2」である。ちなみに、昨年国内で動員ナンバーワンを記録した劇場、川崎チネチッタの4月29日の動員数をピックアップしてみると、1位「ふたりはプリキュア」、2位「コナン」、3位「コンスタンティン」、4位「Shall we Dance?」、5位「マスク2」といった順番である。「ふたりはプリキュア」のシリーズ化は間違いないだろうし、「マスク2」は前作の大人中心だった客層が、ファミリー中心に変化して高稼働している。これが狙い通りだとすれば、宣伝の勝利ということだ。全米で1700万ドルぽっちしか稼いでない作品だから、日本では大成功と言えるだろう(買値のことを無視すれば)。さて、来週は「レモニー・スニケット」「交渉人 真下正義」が登場。それぞれ、どんな成績で飛び出すか?

2005年5月3日更新 駒井尚文

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