国内映画ランキング : 2005年3月12日~2005年3月13日

映画ランキング : 2005年3月15日発表(毎週火曜更新)

全国週末興行成績:2005年3月12日~2005年3月13日 (全国動員集計)興行通信社提供

順位

先週

作品

メイン館

上映週

1

ロックマン・エグゼ&デュエル・マスターズ

配給:東宝

日比谷スカラ座2ほか東宝系 1
2 1

ローレライ

配給:東宝

日劇2ほか東宝系 2
3 2

シャーク・テイル

配給:アスミック・エース

丸の内ルーブルほか松竹・東急系 2
4 3

ワンピース オマツリ男爵と秘密の島

配給:東映

丸の内TOEI1ほか東映系 2
5

あずみ2 Death or Love

配給:東宝

日比谷映画ほか東宝系 1
6 4

オペラ座の怪人

配給:ギャガ・ヒューマックス

日劇3ほか東宝系 6
7

レーシング・ストライプス

配給:松竹/ギャガ・ヒューマックス

丸の内プラゼールほか松竹・東急系 1
8 5

ハウルの動く城

配給:東宝

日比谷スカラ座1ほか東宝系 16
9

ロング・エンゲージメント

配給:ワーナー

丸の内ピカデリー1ほか松竹・東急系 1
10 7

ボーン・スプレマシー

配給:UIP

日劇1ほか東宝系 4

※ファーストラン時点

「ロックマン」が断トツの首位、「あずみ2」は5位

今週も日本の映画市場は東宝を中心に回っている。ハリウッド・メジャーの日本ブランチが配給する映画は、9位と10位の2本がランクインするのみだ。さて、1位にデビューした「ロックマン・エグゼ&デュエル・マスター」は、首都圏に比してローカルで圧倒的な強さを誇り、2週目の「ローレライ」を軽々蹴落とした。公開2日間の成績は、動員32万9000人、興収3億2000万円で、先週の「ローレライ」のオープニング成績と比べ、動員が150%(興収では103%)というパワフルなもの。これは、昨年夏に13億7000万円稼いだ「NARUTO」とほぼ同等で、「ロックマン」は興収10億円以上が見込めるスタートとなっている。なお、本作の鑑賞者先着70万人にはオリジナル・カードが配布されるそうだが、まだまだ消化率は半分以下である。そして、同じく東宝配給の「あずみ2」は2日間で動員8万2500人、興収1億1200万円。興収は1作目の72.6%なので、最終的には5~6億円程度に止まるか。本作は日比谷映画の閉館番組だが、有終の美を飾れなかったと見るべき? もう2本の新作、7位の「レーシング・ストライプス」、9位の「ロング・エンゲージメント」はともに不本意なスタート。松竹・東急チェーンの不完全燃焼感はいつまで続くのか。

2005年3月15日更新 駒井尚文

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