全米映画ランキング : 2004年11月5日~2004年11月7日

全米映画ランキング:2004年11月9日発表(毎週月曜日更新)

全米週末興行成績:2004年11月5日~2004年11月7日
(金額・順位は確定後のもの)

順位

先週

タイトル「邦題」/配給(日本配給)

スクリーン数

上映週

週末の興収
(単位:$)

累計興収
(単位:$)

1

The Incredibles
「Mr.インクレディブル」

Buena Vista
(ブエナビスタ)

3,933 1 70,467,623 70,467,623
2 2

Ray
「レイ」

Universal
(UIP)

2,463 2 13,644,990 39,641,775
3 1

The Grudge
「THE JUON/呪怨」

Sony
(ヘラルド)

3,336 3 12,675,393 88,755,563
4 3

Saw
「ソウ」

Lions Gate
(アスミック)

2,467 2 11,093,169 35,394,411
5

Alfie
「アルフィー」

Paramount
(UIP)

2,215 1 6,218,335 6,218,335
6 5

Shall We Dance?
「Shall We ダンス?」

Miramax
(ギャガ・ヒューマックス)

2,542 4 5,663,514 42,144,287
7 4

Shark Tale
「シャーク・テイル」

Dreamworks
(アスミック)

2,817 6 4,555,382 154,031,467
8 6

Friday Night Lights
「フライデー・ナイト・ライツ」

Universal
(UIP)

2,110 5 2,975,065 57,256,950
9 7

Ladder 49
「ラダー49」

Bunea Vista
(東宝東和)

1,670 6 2,670,778 69,977,816
10 8

Team America: World Police
「チーム・アメリカ/ワールドポリス」

Paramount
(UIP)

1,702 4 1,863,371 30,464,862

「Mr.インクレディブル」怒濤の首位。ジュード・ロウ新作が5位

ピクサー製のフルCGアニメ第6弾「Mr.インクレディブル」が、公開3日間で約7047万ドル(77億5000万円)の興収を上げ、堂々の首位で登場。「シュレック2」の記録(1億80万ドル)には届かなかったが、昨年の「ファインディング・ニモ」(7025万ドル)を上回り、ディズニー史上最高のオープニング記録を樹立した。ピクサー作品としては初めて人物を主人公にし、レイティングも「PG」となったが、全米の批評はどれも絶賛。改めて常勝軍団ピクサーの威力を見せつけた格好だ。2位の「レイ」は前週から30%しか落ちず、ロングランの体勢を整えつつある。3位の「THE JUON」も今週中に1億ドルに届きそうな勢い。4位の「ソウ」も大健闘で、興収5000万ドルは時間の問題。そして5位にデビューしたのは、ジュード・ロウが初の一枚看板を背負った「アルフィー」。66年、マイケル・ケインが華麗な色事師を演じた同名の英国映画のリメイクだが、やや期待はずれの結果に。甘いマスクで人気のジュード・ロウだが、まだまだ集客力には乏しいという事実を証明してしまった。さて、6位の「Shall We ダンス?」は4週目に突入し、もうすぐ5000万ドルと堅実な興行。7位の「シャーク・テイル」は1億5000万ドルを突破してやや息切れ状態。10位の「チーム・アメリカ」は、来週には姿を消すが、まだ日本での公開時期が見えてないようだ。

2004年11月9日更新 藤井竜太郎

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