全米映画ランキング : 2004年10月22日~2004年10月24日

全米映画ランキング:2004年10月26日発表(毎週月曜日更新)

全米週末興行成績:2004年10月22日~2004年10月24日
(金額・順位は確定後のもの)

順位

先週

タイトル「邦題」/配給(日本配給)

スクリーン数

上映週

週末の興収
(単位:$)

累計興収
(単位:$)

1

The Grudge
「THE JUON/呪怨」

Sony
(ヘラルド)

3,245 1 39,128,715 39,128,715
2 1

Shark Tale
「シャーク・テイル」

Dreamworks
(アスミック)

3,656 4 14,308,271 136,982,460
3 4

Shall We Dance?
「Shall We ダンス?」

Miramax
(ギャガ・ヒューマックス)

2,419 2 8,589,988 24,418,113
4 2

Friday Night Lights
「フライデー・ナイト・ライツ」

Universal
(UIP)

2,969 3 6,947,460 47,269,480
5 3

Team America: World Police
「チーム・アメリカ/ワールドポリス」

Paramount
(UIP)

2,620 2 6,388,442 22,115,806
6 5

Ladder 49
「ラダー49」

Bunea Vista
(東宝東和)

2,802 4 5,324,148 61,365,196
7

Surviving Chiristmas

Dreamworks
(アスミック)

2,750 1 4,441,356 4,441,356
8 6

Taxi
「タクシー」

Fox
(フォックス)

2,357 3 4,123,642 29,729,699
9 7

The Forgotten
「フォーガトン」

Sony/Revolution
(UIP)

2,253 5 3,278,603 61,988,961
10 12

I Heart Huckabees
「ハッカビーズ」

Fox Searchlight
(ヘラルド)

785 4 2,902,468 5,807,764

「THE JUON/呪怨」が初登場で首位。ベンアフの新作は7位

今年のハロウィーン・シーズンの先陣を切ったのは、02年製作のジャパニーズ・ホラー「呪怨」のハリウッドリメイク版「THE JUON/呪怨」。「スパイダーマン」のサム・ライミ監督が製作、監督にはオリジナルと同じ清水崇を起用、公開週末だけで約4000万ドルの興収を叩き出し、全米10月公開作品中歴代3位の大ヒットとなった。これは02年の同時期に公開された「ザ・リング」の約2.4倍。ストーリーは、東京で仕事をするアメリカ人のホームヘルパー(サラ・ミシェル・ゲラー)が、訪れた家で出会う恐怖を描くというリメイク版のオリジナル。そして、初登場で7位と思わぬ苦戦を強いられているのが、ベン・アフレック、「ザ・ソプラノズ」のジェームズ・ガンドルフィーニ主演の早すぎるクリスマス・コメディ「サバイビング・クリスマス」。少年時代にクリスマスを過した家が忘れられない男が、今はまったく違う家族が住んでいる当時の家に行き、お金を払って住み込むことによって巻き起こる騒動を描く。10位には拡大公開によってランクインしたダスティン・ホフマン、イザベル・ユペール、ジュード・ロウ、マーク・ウォールバーグ、ナオミ・ワッツという豪華キャストが共演し、「スリー・キングス」のデビッド・O・ラッセルが監督する「ハッカビーズ」。ホフマン演じる探偵が、ハッカビーズという街に住む哲学的な問題を抱える人々を助けるという異色コメディ。

2004年10月26日更新 藤井竜太郎

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