国内映画ランキング : 2004年7月24日~2004年7月25日

映画ランキング : 2004年7月27日発表(毎週火曜更新)

全国週末興行成績:2004年7月24日~2004年7月25日 (全国動員集計)興行通信社提供

順位

先週

作品

メイン館

上映週

1 1

ハリー・ポッターとアズカバンの囚人

配給:ワーナー

丸の内ピカデリー1ほか松竹・東急系 5
2 2

ポケットモンスター ・アドバンスジェネレーション

配給:東宝

日劇2ほか東宝系 2
3

キング・アーサー

配給:ブエナビスタ

丸の内ルーブルほか松竹・東急系 1
4 3

スパイダーマン2

配給:ソニー

日劇1ほか東宝系 3
5

シュレック2

配給:UIP

日比谷スカラ座1ほか東宝系 1
6 4

スチームボーイ

配給:東宝

日比谷映画ほか東宝系 2
7

マッハ!

配給:クロックワークス/ギャガ・ヒューマックス

渋谷東急ほか松竹・東急系 1
8 6

世界の中心で、愛をさけぶ

配給:東宝

シャンテシネほか東宝系 12
9 5

デイ・アフター・トゥモロー

配給:フォックス

日劇3ほか東宝系 8
10 7

69 sixty nine

配給:東映

丸の内東映ほか東映系 3

※ファーストラン時点

「キング・アーサー」が3位、「シュレック2」が5位に登場

猛暑と災害に見舞われる日本列島。ここに来て映画館も若干客足が鈍って来ている。「ハリポタ」が首位を守り、「ポケモン」がこれを追う展開は前週と変わらず。「ポケモン」は前作並の興収45億円を完全に射程に収めた。3位に食い込んだ「キング・アーサー」は、公開2日間(先行上映含む)で興収3億4000万円強とまずまず。「ホーンテッド・マンション」(興収33.5億円)のおよそ70%の出足ということは、興収20億円以上が狙えると見ていいだろう。今週4位の「スパイダーマン2」は33億円を突破、前作よりやや増の興収80億円付近が着地点として見えてきた。100億越えは「3」までお預けか。そして5位デビューは「シュレック2」。全米では興収4億ドルオーバーという今年のナンバーワン作品だが、日本マーケットではパワーが今一つ。先行上映を含む公開週末の興収は3億円弱とのことなので、02年の前作並(興収22.7億円)の成績に止まると見られている。6位の「スチームボーイ」は、「イノセンス」比118%で推移。興収10億円から15億円の間でゴールの予定。7位に登場した「マッハ!」は、「少林サッカー」的ブレイクを予感させたが、どうやらそこまでの勢いはなし。いずれにせよ、夏休み戦線も前半戦がこれで一段落。昨年よりもマーケットが萎んでしまいそうな雲行きだが、後半戦は「華氏911」「LOVERS」など大人向けの作品の奮闘に期待したい。

2004年7月27日更新 駒井尚文

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