全米映画ランキング : 2004年7月9日~2004年7月11日

全米映画ランキング:2004年7月13日発表(毎週月曜日更新)

全米週末興行成績:2004年7月9日~2004年7月11日
(金額・順位は確定後のもの)

順位

先週

タイトル「邦題」/配給(日本配給)

スクリーン数

上映週

週末の興収
(単位:$)

累計興収
(単位:$)

1 1

Spider-Man 2
「スパイダーマン2」

Sony
(ソニー)

4,166 2 45,180,743 256,438,326
2

Anchorman

Dreamworks

3,091 1 28,416,365 28,416,365
3

King Arthur
「キング・アーサー」

Buena Vista
(ブエナビスタ)

3,086 1 15,193,907 23,623,758
4 2

Fahrenheit 9/11
「華氏911」

Lions Gate
(ギャガ/ヘラルド)

2,004 3 11,030,898 80,121,002
5 6

The Notebook
「きみに読む物語」

New Line
(ギャガ・ヒューマックス)

2,288 3 6,538,093 43,083,691
6 3

White Chicks

Sony

2,201 3 6,231,112 56,912,356
7 4

Dodgeball: A True Underdog Story
「ドッジボール」

Fox
(フォックス)

2,444 4 5,709,817 97,865,599
8 5

The Terminal
「ターミナル」

Dreamworks
(UIP)

2,313 4 4,974,197 65,262,144
9 8

Shrek 2
「シュレック2」

Dreamworks
(UIP)

2,142 8 4,450,316 418,517,158
10

Sleepover

MGM

2,207 1 4,171,226 4,171,226

「スパイダーマン2」がV2。「キング・アーサー」は3位デビュー

今週も「スパイダーマン2」が首位をキープ。公開8日で興収2億ドルを突破し、前作の9日という記録を1日更新した。北米トータルの興収ではすでに約2億5600万ドルと、製作費(2億1000万ドル)の数字をクリアしている。2位には去年の感謝祭シーズンに「Elf」でボックスオフィスを沸かせたウィル・フェレル主演の「アンカーマン」。70年代のアメリカ西海岸サンディエゴのローカルニュース局を舞台に繰り広げられるドタバタコメディ。共演にクリスティーナ・アップルゲート、ビンス・ボーン。3位は大ヒットメーカー、ジェリー・ブラッカイマー製作の「キング・アーサー」。こちらはタイトルの通り聖剣エクスカリバーを巡る5世紀ごろのイギリスを舞台にした活劇で、アーサー王には次のジェームス・ボンドと噂されるクライブ・オーウェン、ヒロインのグウィネビアには昨年の「パイレーツ・オブ・カリビアン」で大ブレイクしたキーラ・ナイトレイ。ブラッカイマー製作のブロックバスターにしては3位デビューといささか不本意な結果。また、4位の「華氏911」は順当に数字を伸ばし、8000万ドルに到達。いよいよ1億ドル突破は確実となった。「シュレック2」も勢いを弱めながら9位に踏ん張り、全米歴代4位の「スター・ウォーズ エピソード1」にあと10数万ドルと迫ってきている。そして、10位にはティーン向け学園コメディ「スリープオーバー」。日本公開は難しそう。

2004年7月13日更新 藤井竜太郎

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