全米映画ランキング : 2004年1月23日~2004年1月25日

全米映画ランキング:2004年1月27日発表(毎週月曜日更新)

全米週末興行成績:2004年1月23日~2004年1月25日
(金額・順位は確定後のもの)

順位

先週

タイトル「邦題」/配給(日本配給)

スクリーン数

上映週

週末の興収
(単位:$)

累計興収
(単位:$)

1

The Butterfly Effect
「バタフライ・エフェクト」

New Line
(アートポート)

2,605 1 17,065,227 17,065,227
2 1

Along Came Polly

Universal

2,995 2 16,352,625 53,263,615
3

Win a Date with Tad Hamilton!

Dreamworks

2,711 1 7,320,066 7,320,066
4 2

Big Fish
「ビッグ・フィッシュ」

Sony
(ソニー)

2,438 7 7,110,138 48,934,111
5 4

The Lord of the Rings: The Return of the King
「ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還」

New Line
(ヘラルド/松竹)

2,558 6 6,785,756 337,817,998
6 5

Cheaper by the Dozen
「チーパー・バイ・ザ・ダズン」

Fox
(フォックス)

2,812 5 6,381,508 122,533,720
7 6

Cold Mountain
「コールドマウンテン」

Miramax
(東宝東和)

2,802 5 5,004,505 72,570,380
8 3

Torque
「トルク」

Warner Bros.
(ワーナー)

2,463 5 4,492,005 17,278,318
9 7

Something's Gotta Give
「恋愛適齢期」

Sony
(ワーナー)

2,143 7 4,017,675 107,054,327
10 26

Mystic River
「ミスティック・リバー」

Warner Bros.
(ワーナー)

1,327 16 3,368,197 58,766,374

アシュトン主演のスリラーが初登場で首位!

今週、初登場で見事首位に躍り出たのは、アシュトン・カッチャー主演最新作「バタフライ・エフェクト」。題名の「バタフライ効果」というのは、中国の奥地で蝶が羽ばたくと、やがてそれが大きな竜巻になるといったカオス理論の1つ。過去の失敗を悔いる男が、いつしか過去に自由に戻れるようになるが、過去の行動をやり直す度に未来が悪い方向へと向かってしまうというサスペンス。共同監督のエリック・ブレスとJ・マッキー・グルーバーはともに「デッドコースター」の脚本家で、今回が監督デビュー作。共演は「バーシティ・ブルース」のエイミー・スマート。もう1本、3位デビューの「ウィン・ア・デート・ウィズ・タッド・ハミルトン!」は、ケイト・ボスワース主演のティーン・コメディ。スモールタウンに住む女の子がハリウッドのセレブとデートする権利を得るが、予想以上にデートがうまく行き、元々のボーイフレンドが絡んで三角関係へと発展してしまうというお話。「キューティ・ブロンド」のロバート・ルケティックが監督。その他「王の帰還」は3億3700万ドルを超え、歴代9位まで浮上。「ファインディング・ニモ」を今週にも抜き去るだろう。「ミスティック・リバー」は26位から再びトップ10圏内に食い込んできたが、これはゴールデン・グローブ賞の発表に備え、スクリーンを10倍増させた結果。

2004年1月27日更新 藤井竜太郎

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