全米映画ランキング : 2003年12月19日~2003年12月21日

全米映画ランキング:2003年12月23日発表(毎週月曜日更新)

全米週末興行成績:2003年12月19日~2003年12月21日
(金額・順位は確定後のもの)

順位

先週

タイトル「邦題」/配給(日本配給)

スクリーン数

上映週

週末の興収
(単位:$)

累計興収
(単位:$)

1

The Lord of the Rings: The Return of the King
「ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還」

New Line
(ヘラルド/松竹)

3,703 1 73,600,000 125,071,000
2

Mona Lisa Smile
「モナリザ・スマイル」

Sony
(UIP)

2,677 1 12,000,000 12,000,000
3 1

Something's Gotta Give
「サムシング・ガッタ・ギブ」

Sony
(ワーナー)

2,677 2 11,500,000 33,513,000
4 2

The Last Samurai
「ラスト・サムライ」

Warner Bros.
(ワーナー)

2,938 3 7,335,000 59,053,000
5 3

Stuck on You
「スタック・オン・ユー」

Fox
(フォックス)

3,007 2 5,400,000 17,099,883
6 6

Elf

New Line

2,451 7 5,000,000 154,310,000
7 7

Bad Santa

Miramax

2,225 4 4,257,729 42,066,470
8 5

The Haunted Mansion
「ホーンテッド・マンション」

Buena Vista
(ブエナビスタ)

2,414 4 4,200,000 59,100,000
9 4

Love Don't Cost a Thing

Warner Bros.

1,844 2 3,960,000 11,402,000
10 8

Honey
「ハニー」

Uniersal
(UIP)

1,824 3 2,590,000 23,478,000

「王の帰還」が怒濤の首位。ジュリア・ロバーツが2位

「ロード・オブ・ザ・リング」の完結編、「王の帰還」が予想通り首位に君臨。週末3日間の興収は7360万ドル(約80億円)に達し、「二つの塔」対比でおよそ120%。公開初日(17日)のみの成績は3413万ドル(約37億円)で水曜初日作品中歴代1位となっている。公開から5日間では1億2500万ドルを超え、「二つの塔」対比で125%。早くも1作目の3億1480万ドル、2作目の3億4180万ドルを超える興収が見込まれている。これまで新作ごとに成績を伸ばしてきた「ロード~」シリーズだが、やはり最大の注目は今作でオスカー作品賞を受賞できるかどうか。賞レースの今後にも要注意だ。そして、今週2位に初登場したのは、ジュリア・ロバーツ主演の「モナリザ・スマイル」。ジュリアが女学校の美術教師役で、キルステン・ダンスト、ジュリア・スタイルズ、マギー・ギレンホールらが生徒役。監督は「フォー・ウェディング」のマイク・ニューウェル。ジュリア・ロバーツ作品にしてはもの足りないオープニング成績だが、「王の帰還」がライバルでは致し方なし。以下、ジャック・ニコルソン主演の「サムシング・ガッタ・ギブ」は引き続き好調、前週比で28%しかダウンしてない。ゴールデン・グローブ賞では2部門ノミネートに止まった「ラスト・サムライ」は、48%ダウンで1億ドル到達が難しくなった。

2003年12月23日更新 藤井竜太郎

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