全米映画ランキング : 2003年12月12日~2003年12月14日

全米映画ランキング:2003年12月16日発表(毎週月曜日更新)

全米週末興行成績:2003年12月12日~2003年12月14日
(金額・順位は確定後のもの)

順位

先週

タイトル「邦題」/配給(日本配給)

スクリーン数

上映週

週末の興収
(単位:$)

累計興収
(単位:$)

1

Something's Gotta Give
「サムシング・ガッタ・ギブ」

Sony
(ワーナー)

2,677 1 16,064,723 16,064,723
2 1

The Last Samurai
「ラスト・サムライ」

Warner Bros.
(ワーナー)

2,908 2 14,087,074 46,874,330
3

Stuck on You
「スタック・オン・ユー」

Fox
(フォックス)

3,033 1 9,411,055 9,411,055
4

Love Don't Cost a Thing

Warner Bros.

1,844 1 6,315,311 6,315,311
5 3

The Haunted Mansion
「ホーンテッド・マンション」

Buena Vista
(UIP)

3,001 3 6,139,023 53,749,464
6 4

Elf

New Line

2,876 6 6,017,341 147,507,398
7 6

Bad Santa

Miramax

2,540 3 6,012,550 35,715,007
8 2

Honey
「ハニー」

Universal
(UIP)

1,972 2 4,860,975 19,776,370
9 5

Dr. Seuss' The Cat in the Hat
「ハットしてキャット」

Universal
(UIP)

2,955 4 4,166,590 90,728,185
10 7

Gothika
「ゴシカ」

Warner Bros.
(ワーナー)

1,806 4 2,725,221 53,933,915

ジャック・ニコルソン主演作が首位。ファレリー兄弟は3位

アカデミー賞ノミネートの可能性も多分にある年の差ラブ・ロマンス、「サムシング・ガッタ・ギブ」が首位デビューに成功した。医師役のキアヌ・リーブスと、音楽業界のお偉いさん役ジャック・ニコルソンが、ともにバツイチのおばさん役ダイアン・キートンに思いを寄せるという三角関係もの。監督は「ハート・オブ・ウーマン」などの女流監督ナンシー・マイヤーズだが、女性が単独で監督した作品で、全米首位デビューを飾ったのは、過去「ハート・オブ・ウーマン」と本作だけ。つまり、この方の監督作のみなんだそうだ。「ラスト・サムライ」の2週目は42%ダウンとまずまず。興収1億ドルへの道はまだまだ平坦ではないが。3位には、ファレリー兄弟のシャム双生児コメディ「スタック・オン・ユー」が初登場。「愛しのローズマリー」「ふたりの男とひとりの女」に比べると半分以下の出足。まあ、この人たちの映画はいつもローバジェットだが、「メリーに首ったけ」の大ロングラン・ヒットはすっかり過去のものに。もう1本、4位でデビューしてきたのは、87年の青春映画「キャント・バイ・ミー・ラブ」をリメイクした「ラブ・ドント・コスト・ア・シング」。「MIB2」や「ドラムライン」に出演しているニック・キャノンと、映画、音楽、作詞、パーソナリティと幅広く活躍するクリスティーナ・ミランの若手黒人俳優が主演。監督は、女優としての方がキャリアの豊富なトロイ・ベイヤー。そして今週の水曜日、17日(現地時間)には、いよいよ「王の帰還」が公開を迎える。週末の数字に乞うご期待。\n\n【お知らせ】先週より、情報提供元の興行通信社のランキング集計方法が変更された関係で、これまでの「全国9大都市」から「日本全国」の集計に基づくランキングをお届けいたします。なお、同社の方針により、公開劇場数・動員数・興収については一切発表されません。

2003年12月16日更新 藤井竜太郎

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