全米映画ランキング : 2003年11月7日~2003年11月9日

全米映画ランキング:2003年11月11日発表(毎週月曜日更新)

全米週末興行成績:2003年11月7日~2003年11月9日
(金額・順位は確定後のもの)

順位

先週

タイトル「邦題」/配給(日本配給)

スクリーン数

上映週

週末の興収
(単位:$)

累計興収
(単位:$)

1

The Matrix Revolutions
「マトリックス・レボリューションズ」

Warner Bros.
(ワーナー)

3,502 1 50,155,000 85,470,000
2

Elf

New Line

3,337 1 32,100,000 32,100,000
3 2

Brother Bear
「ブラザー・ベア」

Buena Vista
(ブエナビスタ)

3,030 3 18,600,000 44,100,000
4 1

Scary Movie 3
「スケアリー・ムービー 3」

Dimension Films
(ギャガ)

3,288 3 11,105,092 93,350,553
5 4

Radio
「ラジオ」

Sony
(ソニー)

2,811 3 7,400,000 36,300,000
6

Love Actually
「ラブ・アクチュアリー」

Universal
(UIP)

576 1 6,600,000 6,600,000
7 6

Mystic River
「ミスティック・リバー」

Warner Bros.
(ワーナー)

1,581 5 4,825,000 40,474,000
8 3

The Texas Chainsaw Massacre
「テキサス・チェーンソー」

New Line
(ヘラルド)

2,378 4 4,800,000 73,220,000
9 5

Runaway Jury
「ニューオーリンズ・トライアル」

Fox
(東宝東和)

2,133 4 4,800,000 40,124,935
10 8

School of Rock
「スクール・オブ・ロック」

Paramount
(UIP)

1,982 6 3,150,000 73,595,000

「レボリューションズ」首位デビューも、興収は「リローデッド」の約半分

全世界同時公開の「マトリックス・レボリューションズ」が予定通り首位に立った。5日水曜日の公開で、日曜までの5日間の興収8547万ドル、7日金曜日からの3日間で5015万ドルという結果は、この作品にしては物足りない。特に週末3日間の成績は、5月公開の「リローデッド」比でおよそ 54%に止まっている。半年の間隔で「2」と「3」を連続公開、ゲームやアニメともシンクロ、世界同日同時刻公開など、新しい試みを次々に打ち出してきた注目のVFX大作にして、この最後の尻すぼみ感はちょっぴり寂しい。2位の「エルフ」はクリスマス向けのファミリー・コメディだが、予想以上の大ヒッ ト。小さなエルフ族に紛れ込んでしまった人間の話で、監督は「ベリー・バッド・ウェディング」「デアデビル」などに出演しているジョン・ファブロー。主演のウィル・フェレルは「オースティン・パワーズ」のムスタファ役でお馴染み。今週はもう1本576スクリーンながら6位に食い込んできた「ラブ・アクチュアリー」に注目だ。ヒュー・グラント、エマ・トンプソン、リーアム・ニーソン、コリン・ファース、キーラ・ナイトレイといった豪華演技陣がズラリ。監督&脚本のリチャード・カーティスは、「フォー・ウェディング」や「ノッティング・ヒルの恋人」やTVシリーズの「ミスター・ビーン」の脚本家。 長編の監督は今回が初となる。

2003年11月11日更新 藤井竜太郎

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