国内映画ランキング : 2003年6月14日~2003年6月15日

映画ランキング : 2003年6月17日発表(毎週火曜更新)

全国週末興行成績:2003年6月14日~2003年6月15日 (全国動員集計)興行通信社提供

順位

先週

作品

メイン館

上映週

1 1

マトリックス・リローデッド

配給:ワーナー

丸の内ピカデリー1ほか松竹・東急系 2
2 2

ザ・コア

配給:ギャガ・ヒューマックス

日劇1ほか東宝系 2
3 3

8 Mile

配給:UIP

日比谷スカラ座1ほか東宝系 4
4

スパイ・ゾルゲ

配給:東宝

日劇2ほか東宝系 1
5

恋愛寫眞/Collage of Our Life

配給:松竹

渋谷東急ほか松竹・東急系 1
6 4

トゥー・ウィークス・ノーティス

配給:ワーナー

丸の内プラゼールほか松竹・東急系 4
7 5

二重スパイ

配給:東映/ギャガ・ヒューマックス

丸の内東映ほか東映系 2
8

メラニーは行く!

配給:ブエナビスタ

日劇3ほか東宝系 1
9 7

めぐりあう時間たち

配給:アスミック/松竹

丸の内ピカデリー2ほか松竹・東急系 5
10 8

アバウト・シュミット

配給:ギャガ・ヒューマックス

みゆき座ほか東宝系 4

※ファーストラン時点

「マトリロ」、2週目も独走。9日間で46億円突破!

予想通りの猛ダッシュで他の作品を置き去りにしている「マトリックス・リローデッド」だが、2週目に突入しても、その勢いは衰えていない。ワーナー映画の発表によると、オープニングから5日間で興収30億円を突破、同7日間で35億6000万円、9日間で46億6000万円となっている。つまり、この土日で11億円ほど稼いだという計算。最終的な興収は150億円付近まで到達するのか? 今後の夏休み大作の台頭と、全米での急落などマイナス要因も多いが、日本では全米以上に盛り上がっている感もあって興味津々だ。その他、今週は新作3本がランクイン。まずは、72歳の篠田正浩監督が“遺作”と公言する「スパイ・ゾルゲ」が4位。続いて、広末涼子と松田龍平の共演による「恋愛寫眞」が5位。東宝と松竹の邦画(しかも両作共に実写)が並んでランクインという極めて珍しい構図だが、ハリウッド大作に頭を押さえつけられている感は否めない。一方で、全米で1億2700万ドル稼いだ立派なハリウッド大作「メラニーは行く!」が8位デビューというしょっぱい結果に。今や新・ハリウッドの女王と言ってもいいリース・ウィザースプーンだが、日本での人気は今一歩。

2003年6月17日更新 駒井尚文

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