全米映画ランキング : 2003年4月18日~2003年4月20日

全米映画ランキング:2003年4月22日発表(毎週月曜日更新)

全米週末興行成績:2003年4月18日~2003年4月20日
(金額・順位は確定後のもの)

順位

先週

タイトル「邦題」/配給(日本配給)

スクリーン数

上映週

週末の興収
(単位:$)

累計興収
(単位:$)

1 1

Anger Management
「アンガー・マネージメント」

Sony
(UIP)

3,570 2 25,600,000 80,264,000
2

Holes

Buena Vista

2,331 1 17,100,000 17,100,000
3

Malibu's Most Wanted

Warner Bros.

2,503 1 13,140,000 13,140,000
4

Bulletproof Monk
「バレットプルーフ・モンク」

MGM/UA
(アミューズ)

2,955 1 8,600,000 11,694,000
5 2

Phone Booth
「フォーン・ブース」

Fox
(フォックス)

2,448 3 5,675,000 35,118,000
6 3

What a Girl Wants
「ホワット・ア・ガール・ウォント」

Warner Bros.
(ワーナー)

2,930 3 4,805,000 27,537,000
7 4

Bringing Down the House

Buena Vista

2,284 7 3,300,000 122,700,000
8 5

A Man Apart
「ア・マン・アパート」

New Line
(松竹/ギャガ・ヒューマックス)

2,174 3 2,600,000 22,559,000
9 9

Chicago
「シカゴ」

Miramax
(ギャガ・ヒューマックス)

1,711 17 2,484,000 160,724,347
10 7

House of 1000 Corpses

Lions Gate Films

847 2 2,400,000 6,900,000

新作3本がデビューも、アダム・サンドラーの新作がV2

アダム・サンドラーとジャック・ニコルソン共演による「アンガー・マネージメント」が今週も首位をキープ。2週目の週末3日間の興収は2560万ドル(約31億円)と、前週比でおよそ40%落ちという許容範囲。最終的には1億5000万ドルあたりまで達しそうな勢いで、アダム・サンドラーにとっては久々のヒットである。また、先週はイースターの週末ということもあって、ファミリー向けの作品が相次いでデビュー。まず、2位に登場したディズニーの「Holes」は、98年に出版され、数々の賞に輝いた児童文学(ルイス・サッカー著。日本では「穴」という題名で講談社より発売中)の映画化。無実の罪で砂漠の収容所に送られた少年は、毎日毎日穴を掘らされるが、ある日穴から「ある物」を見つけたことにより、彼を取り巻く人々に重大な変化が訪れる。続いて3位には白人ラッパーのコメディ、「Malibu's Most Wanted」がランクイン。主演に「スクリーム」などのジェイミー・ケネディ、「シカゴ」のタイ・ディッグス。もう1本、4位にはチョウ・ユンファとショーン・ウィリアム・スコット共演のバディ・ムービー「Bulletproof Monk」が食い込んだ。チョウ・ユンファはカンフーを操るチベット僧に扮する。このまま色モノ路線にハマらなければいいですが。

2003年4月22日更新 藤井竜太郎

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