全米映画ランキング : 2003年2月14日~2003年2月16日

全米映画ランキング:2003年2月18日発表(毎週月曜日更新)

全米週末興行成績:2003年2月14日~2003年2月16日
(金額・順位は確定後のもの)

順位

先週

タイトル「邦題」/配給(日本配給)

スクリーン数

上映週

週末の興収
(単位:$)

累計興収
(単位:$)

1

Daredevil
「デアデビル」

Fox
(フォックス)

3,471 1 43,500,000 43,500,000
2 1

How to Lose a Guy in 10 Days
「10日間で男を上手にフル方法」

Paramount
(UIP)

2,923 2 19,000,000 47,706,000
3 3

Chicago
「シカゴ」

Miramax
(ギャガ・ヒューマックス)

2,268 8 12,600,000 80,700,000
4

The Jungle Book 2

Buena Vista

2,808 1 11,900,000 11,900,000
5 2

Shanghai Knights
「シャンハイ・ナイツ」

Buena Vista
(ブエナビスタ)

2,755 2 11,400,000 34,600,000
6 4

The Recruit
「ザ・リクルート」

Buena Vista
(ブエナビスタ)

2,336 3 6,800,000 38,800,000
7 5

Final Destination 2
「ファイナル・デスティネーション2」

New Line
(ギャガ・ヒューマックス)

2,238 3 6,225,000 36,130,000
8 6

Deliver Us from Eva

Focus Features

1,139 2 4,362,066 12,228,147
9 7

Kangaroo Jack
「カンガルー・ジャック」

Warner Bros.
(ワーナー)

2,535 5 4,015,000 57,934,000
10 11

About Schmidt
「アバウト・シュミット」

New Line
(ギャガ・ヒューマックス)

1,208 10 3,550,000 53,090,000

「デアデビル」が今年一番の出足を記録して首位!

今年も続くアメコミブーム。その皮切りとなるのが、盲目の弁護士がその特殊能力で悪と戦う「デアデビル」。「X-メン」「スパイダーマン」に次ぐ、マーヴルコミックの3番目の全米ナンバーワン作品となった。主演のベン・アフレックにしてみれば、「チェンジング・レーン」「トータル・フィアーズ」に続き、主演作が3作連続でナンバーワン。公私ともに「今が旬」な感じである。マーヴル作品はこの後「X-MEN2」「ハルク」と続くが、日本でも「スパイダーマン」級のヒットとなるかは微妙なところだ。2位の「10日間で男を上手にフル方法」は、週末の興収が前週比で20%のダウンに止まり、今週も好調。このペースで推移すれば、1億ドルオーバーの可能性が高い。製作費はおよそ5000万ドル(約60億円)と推定されているので、決して安いわけではないが、十分に成功したプロジェクトといえる。3位の「シカゴ」は前週同様3位だが、スクリーン数が400あまり増え、興収も17%アップ。過去最高の週末記録を叩き出すことに成功している。4位に初登場した「ジャングルブック2」は、過去3度映画化されている「ジャングルブック」の続編。今回は、フィル・コリンズ、ジョン・グッドマン、ハーレイ・ジョエル・オスメントといったところが声優として参加している。

2003年2月18日更新 藤井竜太郎

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