国内映画ランキング : 2002年5月4日~2002年5月5日

映画ランキング : 2002年5月7日発表(毎週火曜更新)

全国週末興行成績:2002年5月4日~2002年5月5日 (全国動員集計)興行通信社提供

順位

先週

作品

メイン館

上映週

1 1

名探偵コナン/ベイカー街の亡霊

配給:東宝

ニュー東宝シネマほか東宝系 3
2 2

アザーズ

配給:ギャガ・ヒューマックス

丸の内プラゼールほか松竹系 2
3 3

ロード・オブ・ザ・リング

配給:ヘラルド/松竹

丸の内ピカデリー1ほか松竹・東急系 10
4 4

モンスターズ・インク

配給:ブエナビスタ

東劇ほか松竹・東急系 10
5 6

ビューティフル・マインド

配給:UIP

日比谷スカラ座1ほか東宝系 6
6 7

クレヨンしんちゃん/嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦

配給:東宝

日劇2ほか東宝系 3
7 5

E.T./20周年アニバーサリー特別版

配給:UIP

日比谷映画ほか東宝系 2
8 8

コラテラル・ダメージ

配給:ワーナー

丸の内ルーブルほか松竹・東急系 3
9

KT

配給:シネカノン

シネマスクエアとうきゅうほか 1
10 9

ブラックホーク・ダウン

配給:東宝東和

日劇1ほか東宝系 6

※ファーストラン時点

上位陣は変わらず安定。「KT」が健闘。「スパイダーマン」は順調

引きつづき晴天に恵まれた東京地区、ゴールデンウィークは映画館も賑わった。「名探偵コナン」「アザーズ」「ロード・オブ・ザ・リング」といった上位陣は、動員数が前週比で軒並み120%から130%と好調に推移。トップ10内のこれ以外の作品も、それぞれに動員を増加させている。「コナン」に関して言えば、現時点で前作比114%の興収で推移。このまま行けば、興収30億円突破は確実で、前作を上回るシリーズ最高のヒット作になる模様。また、事件の当事者金大中氏も鑑賞し、このところ新聞やニュース番組などで話題となった「KT」が初登場でトップ10内に食い込む大健闘。小キャパの劇場ばかりのため、9位とはいえ誇れる結果だ。そして、3日~5日にかけて行われた「スパイダーマン」の先行上映は、3日間合計で、動員が約27万人、興収がおよそ4億3500万円というかなりの好成績に。3日間の先行上映を行った例が過去にあまりないため、特定の作品と比較するのは難しいが、最終的な興収見込みは60億円以上100億円以内といったところ。ロードショー地区に比べ、ローカルの比率が75%を超えており、ここしばらくの大ヒット作品と同じ傾向がここにも見られる。

2002年5月7日更新 駒井尚文

過去のランキング