全米映画ランキング : 2002年2月22日~2002年2月24日

全米映画ランキング:2002年2月26日発表(毎週月曜日更新)

全米週末興行成績:2002年2月22日~2002年2月24日
(金額・順位は確定後のもの)

順位

先週

タイトル「邦題」/配給(日本配給)

スクリーン数

上映週

週末の興収
(単位:$)

累計興収
(単位:$)

1

Queen of the Damned
「呪われし者の女王(原作本邦題)」

Warner Bros.
(ワーナー)

2,511 1 15,155,000 15,155,000
2 1

John Q
「ジョンQ」

New Line
(ギャガ・ヒューマックス)

2,505 2 12,525,000 39,855,000
3

Dragonfly
「ドラゴンフライ」

Universal
(東宝東和)

2,507 1 10,400,000 10,400,000
4 3

Return to Never Land
「リターン・トゥ・ネバー・ランド」

Buena Vista
(ブエナビスタ)

2,626 2 9,000,000 27,200,000
5 2

Crossroads
「ノット・ア・ガール」

Paramount
(ギャガ・ヒューマックス)

2,381 2 7,100,000 26,266,000
6 4

Big Fat Liar
「ビッグ・ファット・ライアー」

Universal
(UIP)

2,437 3 6,700,000 33,600,000
7 6

A Beautiful Mind
「ビューティフル・マインド」

Universal
(UIP)

2,069 10 5,200,000 132,600,000
8 7

Hart's War
「ハーツ・ウォー」

MGM/UA
(ギャガ・ヒューマックス)

2,459 2 4,551,000 13,872,000
9 9

Super Troopers

Fox Searchlight

1,805 2 3,910,000 12,480,000
10 5

Collateral Damage
「コラテラル・ダメージ」

Warner Bros.
(ワーナー)

2,410 3 3,730,000 34,476,000

アリーヤの遺作が初登場で首位。ケビン・コスナー最新作が3位

今週、初登場で首位に躍り出たのは、「インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア」の原作者アン・ライスによる、88年の小説「呪われし者の女王」の映画化作品。「インタビュー~」の続編という位置づけ。レスタトはロックスターになり、6000年の眠りについていたエジプトのヴァンパイアを目覚めさす。昨年8月、飛行機事故のため22歳で亡くなったR&Bシンガー、アリーヤが主演。「マトリックス・リローデッド」の出演シーンは削られる模様なので、これが彼女の遺作となる。2位は、デンゼル・ワシントンの「ジョンQ」。前週の首位からワンランク・ダウンだが、累計で7000万ドル以上は行けるだろう。3位にはケビン・コスナー主演のサイコ・スリラー「ドラゴンフライ」が初登場。コスナー主演作としては久々の好デビューと言えるが、全盛期の勢いに比べればまだまだ物足りない。監督は「パッチ・アダムス」「ナッティ・プロフェッッサー」のトム・シャドヤック。この人は、コメディ専門だと思っていたのだが、今作で新境地を開拓したということか。以下、ブリトニー・スピアーズの「ノット・ア・ガール」は興収で前週比50%以上の落ちを記録して3ランクダウン。シュワの「コラテラル・ダメージ」も5ランク落として絶命寸前。ランク外では、「ブラックホーク・ダウン」が1億ドルを突破している(11位)。

2002年2月26日更新 藤井竜太郎

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