国内映画ランキング : 2002年1月19日~2002年1月20日

映画ランキング : 2002年1月22日発表(毎週火曜更新)

全国週末興行成績:2002年1月19日~2002年1月20日 (全国動員集計)興行通信社提供

順位

先週

作品

メイン館

上映週

1 1

ハリー・ポッターと賢者の石

配給:ワーナー

丸の内ピカデリー1ほか松竹・東急系 8
2 2

バニラ・スカイ

配給:UIP

日比谷スカラ座1ほか東宝系 5
3 5

千年の恋/ひかる源氏物語

配給:東映

丸の内東映ほか東映系 6
4 3

スパイ・ゲーム

配給:東宝東和

日本劇場ほか東宝系 6
5

仄暗い水の底から

配給:東宝

日劇東宝ほか東宝系 1
6

フロム・ヘル

配給:フォックス

日比谷映画ほか東宝系 1
7

アメリ

配給:アルバトロス

シネマライズほか 10
8 4

ヴィドック

配給:アスミック

渋谷東急ほか松竹・東急系 2
9 6

シュレック

配給:UIP

日劇プラザほか東宝系 6
10

息子の部屋

配給:ワーナー

丸の内ピカデリー2ほか松竹・東急系 1

※ファーストラン時点

初登場作はやや不振。「アメリ」が10週目にして初のランクイン

さすがに勢いは衰えてきたものの、「ハリー・ポッター」が引き続き強い。メイン館での上映は、3月2日の「ロード・オブ・ザ・リング」公開までとなるから、都合13週となる勘定だ。2位の「バニラ・スカイ」も予想外に安定した成績をキープしており、こちらのファーストランは9週間(2月22日まで。次回番組は「キリング・ミー・ソフトリー」)。さて、初登場組でもっとも上位に着けたのが、5位の「仄暗い水の底から」。もう少し上位に飛び込みそうな雰囲気もあったのだが、この位置からのスタートには少々がっかり。まったく同じことは6位の「フロム・ヘル」にも言えること。一方、単館公開から拡大し、10週目にして7位にランクインしたのが「アメリ」だ。日本では、公開後にスクリーン数が増えていくのは珍しいのだが、作品の寿命がどんどん短くなっている昨今、単館ロードショーでロングランを狙うという公開スタイルも、いよいよ見直しの時期に来ているとみていいだろう。昨年のカンヌ映画祭パルムドール、ナンニ・モレッティ監督の「息子の部屋」も初登場でぎりぎり10位。“カンヌ”のブランド力も今や昔である。ところで、公開から27週目にして「千と千尋」がとうとうトップ10圏外へ。\n\n※「アメリ」は、前週まで日刊興行通信での集計の対象外でした。

2002年1月22日更新 駒井尚文

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